彼の円相が印象に残っている。ただ円が書かれているだけなのに良いなと思う。単純にして深いと言う事なのだろう。落款もここしかないという場所に決まっている。
円相は書というべきなのか。否、書と呼べるのだろうかと、いつも疑問を感じる。文字を書いていないからである。文章では無いからである。しかし、円には東洋的な思想が込められているようにも思う。
そんな事を考えることは無用なことなのだろう。彼の円相を見ていると心が澄み、時間の過ぎることを忘れる。彼の絵も好きだが私は書に心引かれる。
円相は書というべきなのか。否、書と呼べるのだろうかと、いつも疑問を感じる。文字を書いていないからである。文章では無いからである。しかし、円には東洋的な思想が込められているようにも思う。
そんな事を考えることは無用なことなのだろう。彼の円相を見ていると心が澄み、時間の過ぎることを忘れる。彼の絵も好きだが私は書に心引かれる。