乾坤

Win書道による書と雑感を書いています。書と雑感を併せて一つの作品となればと思います。

2006-08-31 07:33:41 | 
田んぼのた。稲は実り、頭をたれている。もう直ぐ収穫時期か、既に収穫時期なのだろう。目の悪い私には、遠くから見ると黄色に見えるだけだが、風が吹けば、その黄色がゆれるのが面白い。近くで見ればやはり只の稲穂だ。

ここに来て自然を感じる事が多い。でも、それをだんだんと感じなくなるのかもしれない。

2006-08-30 08:05:13 | 
空のそ。今日も空は曇り気味。最近時々雨が降る日が続いている。

最近焼き物を焼く気にならない。施釉までしてある物はあるのに本焼きをしようという気になれないでいる。妻は又熱が冷めたと感じている事だろう。それならそれでいいのだが今回の事には少し訳があるように思う。只それが本当に原因なのか断定できないでいる。

私は今まで焼き物に熱中する事で現実逃避をしていたのだろう。そんな思いが頭の中を過ぎるのだ。義母の病状を直視できないでいたように感じる。妻はそれと向き合いながらも粛々と日常をこなしているように思う。

嗚呼。もう一度曇天を見上げるのだった。

2006-08-29 06:06:12 | 
蝉のせ。と書きながら、すでに蝉の鳴き声を聞かない事に気づく。少し前まではうるさいほどであった。

この地は東京よりは自然が豊かだ。故に自然が一気に訪れ一気に去ってゆくように感じる。

昨日も時々雨。もう蒸し暑さを感じる度合いも減り、一雨ごとに秋に移ろいで行くようだ。

2006-08-28 08:13:56 | 
酢のす。私は酢が苦手である。酢をとる術は寿しだけだ。あの匂いが嫌いなのだが、酢飯だけは何故か大丈夫なのだ。

今日から三週間ばかり久しぶりの通勤。今まで普通だった事が、イベントになってしまった。

天気は私の気持ちを表すかのように雨が降っている。

2006-08-25 09:07:13 | 
しらすのし。最近釜揚げしらすなどで評判だが、私はしらすを食べない。あの目のジャリジャリとした食感が嫌いなのだ。小さいから、そんなことはないだろうと人は言うが、断固として嫌なのだ。

椎茸の嫌いな妻は、微塵切りの椎茸でも見つけ出し決して口にしない。また、椎茸が入っていなくても椎茸の出しの物はやはり食べない。嫌いな人にとって、嫌いなものは直ぐわかるものなのだろう。

しは、椎茸のしでもあった。

2006-08-24 07:37:22 | 
秋刀魚のさ。どうも良い言葉が浮かばない。切羽詰ったしりとりの回答の様だ。今の時期に秋刀魚はどうもぴったりしない。また、秋刀魚では話が続かない。

秋も近いのに一向に頭が冴えない。と書いてはみたが、今までに冴えていたときがあったのだろうか。

今日の予想気温は37℃。冴えがなくなることはあっても、冴える事はなさそうだ。

2006-08-23 08:04:56 | 
甲子園のこ。久しぶりに高校野球に熱中し、清々しさを覚えた。月並みではあるが一途な姿に感動したのだった。あるいは、集中、熱中、している姿にかもしれない。

高校野球を見てしまうと、プロ野球を見る気にならなくなった。結果だけ知ればそれでよく、そのプレーからは伝わるものがない。それは、贔屓の阪神の成績のためなのかもしれない。

そんな思いとは無関係に名古屋では中日の快進撃に沸いている。

2006-08-22 08:00:20 | 
毛虫のけ。あまり良い感じではない。だが、けで始まるものが思いつかない。妻としりとりをすると私が必ず負けるのも肯ける。

庭で鳥やトカゲや蚊には遭遇するが、どう言う訳か毛虫とは会わない。アゲハチョウが飛んでくるので、何処かにいることは間違いないのだが、気が付かない。

本当は何処かにいるのだろう。きっと見たくないから、見つからないだけなのだ。

「仕事も同じ。」頭の奥で妻のささやきが聞こえた。

2006-08-21 07:58:43 | 
暮らしのく。引越しして一月半が過ぎた。故郷を追われてこの地に流れ着いた訳ではないが、今までの非日常が日常に変わろうとしている様な所がある。変化を変化として受け入れようとしているのかもしれない。

BLOGの出だしを、「・・・の・」として暫くが過ぎた。書き終えた後に、もっと良い単語が浮かぶ。良いそれが浮かんでも、よく日には使えないのが、今のパターンの欠点だ。

パターンは話の起点となるが、それは頭に汗を掻く事を停止する事もあるのかもしれない。幸いまだその時期でないようだ。

今日は薄曇。「雲のく」この方が自然だった。

2006-08-18 22:18:53 | 
水母のく。お盆も過ぎ、海は水母が発生する事だろう。臨海学校の海で水母に刺されたことを思い出す。

今日も夕立。気温も下がるのだろうが蒸し暑く、湿った土の匂いが漂っている。これから仮眠して東京へ向かう。ETC割引の恩恵を享受するため真夜中の出発となった。

妻と馬鹿話をしながらのドライブ。亦楽しからず也。