乾坤

Win書道による書と雑感を書いています。書と雑感を併せて一つの作品となればと思います。

2007-05-30 08:19:26 | 
確かに鮎のミドリは翠の字がぴったりする。

翠の字を書きながら、鮎の事は浮かばずに、会社の女の子の顔が浮かんできた。私は風流とは程遠い事を実感する。

漸くと言うか短かったと言うべきなのか分からないが、講師の仕事は終了した。短期間のお付き合いではあったが、その実習生達の発表を聞きながら胸が熱くなるのだった。

2007-05-27 05:06:56 | 
鮎の塩焼きが冷蔵庫にあった。そのまま食べるには気が進まない。鮎ご飯にする。

難しい事は考えず、茶飯に鮎を入れて、炊き上がったら、身をほぐして混ぜ合わせる。まずまずの味ではあった。

しかし、元の発泡スチロールのトレイに入っていた姿をしているためか、風情がない。少しばかり値は張るが、川原で焼きたての鮎を頂く方が美味しい。

兎にも角にも又、鮎の季節がやってきた。

2007-05-21 08:42:17 | 
夏のためかリビングのカーテンは開け放たれたままだ。

窓越しに見る庭に、アゲハチョウが舞っていた。

新緑の中、蝶が舞う。気だるさの中にじりじりと焼きつくような陽の強さを実感するのだ。

夏の気配から夏に変わったのだった。

2007-05-20 16:45:24 | 
久しぶりに外で遊ぶ。風は強かったもののくっきりとした青空が心地良い。

汗をかかないような気がしていたが、肌に触れると汗のべた着きを感じる。

初夏の中にいたせいか、そんな汗の感じさへどこか気持ちよく思うのだった。

2007-05-17 08:57:37 | 
明け方からの雨は上がったのだが・・・

今日は気持ちが乗らないのか、マウスが生み出す線はつまらないものばかりであった。仕方なく字を書くのを諦め、徒にマウスを動かしていた。その結果できあがったのが狂である。

外は風が狂った様に吹き荒れている。

2007-05-16 19:40:40 | 
東京の実家でTVのチャンネルを回すと思ったチャンネルに切り替わらない。名古屋に引越ししたばかりの頃は、同じもどかしさを名古屋で感じていたのに・・・

生活の基盤が既に名古屋にあることを感じる。

言葉も知らないうちに名古屋弁。生活していれば知らぬうちに自分のものとなってゆく。

2007-05-10 05:40:08 | 
今月だけC言語の講師をしている。本来教えるという事は楽しいことだが、仕事となるとあまり面白い事ばかりではない。何人か受講者がいれば、理解度は均一ではない事は当然の事である。

それでは、どこにレベルを合わせるのであろう。トップ、平均、ボトム。いずれも無理のような気がする。教えるという事は、その人個々に合わせる以外に無いように思う。そんなことを言えるのは、受講者4人であり、1ヶ月だけの事だからかもしれない。それでも追いつけない方は出てくる。

その原因は教え方にもあるのだろう。でも、その方の欲が足りない。そんな印象が強いのだ。

対応を考えながら、私は良い先生にはなれないなと感じるのだった。

2007-05-09 08:01:11 | 
思いもかけず届いた葉書は嬉しいものだ。やはり、E-Mailでは味わえない良さがある。しかも、筆でのそれであればなおさらである。その人の気持ちが息づいているように感じる。

昨日はまるで夏の気候であった。少し歩くと汗ばんでくる。仕事も忙しくなり、少し元気になってきた。

逆光に透ける青葉が輝いている。

2007-05-08 07:25:47 | 
友人から一葉の葉書が届いた。知り合いのおすし屋さんの閉店を知らせていた。

私は、その娘さんから閉店の旨を聞いていたのだが、その葉書を読むと再度、惜しいと思うのだった。もう、美味しいおすしも、ご主人との会話も叶わぬ事になってしまった。私たちでも行ける庶民的なお店であったが、とても美味しい本格的なすしだった。友と書の話をしながら、ご主人のさり気無いご意見を聞ける事は楽しいことであった。

また一つ、良いお店が無くなった。私の好むお店は現代では経営が難しいのかもしれない。食いしん坊の望み、自分の好きな店は、出来ればひっそりしていて欲しいのだ。

あの店のこはだをもう一度食べたかった。不謹慎にもその味が頭に浮かぶ。