東京は雪

東京は、雪から雨に変わった。名古屋は、暖かいらしい。妻は、帰って来たら、ハワイと間違うかも？、と馬鹿げたメールを寄こした。
帰りの新幹線は、何故かホッとする。もう、身も心も、東京ではないのかもしれない。
横浜を過ぎた。
車窓を眺めると雨も上がっていた。もうすぐ我が家だ。

まぁいいか

今日は、Appleのセミナーのため上京。私のバッグは、いつものがあって、Microsoftのノベルティだった。
いまさら仕方がないので、そのまま向かう。まるで、あるブランドのショーに、違うブランドを着て行く様な心境だ。
失礼かな？

雨

また雨。

郵便局まで歩く。二日ぶりに外に出た事に気付く。家で仕事をしている事の弊害は、外に出る必要の無いことだろう。雨であれば尚更。

車で行こうかとも思ったが、歩く事にした。傘を差していても雨で濡れるが、それも良しとしよう。車で移動する事に慣れすぎてしまった事に罪悪感を感じる。

明日は東京でセミナー。

月曜の朝

激しい雨音も少しやわらかく変わった。
会社勤めの頃は、雨の月曜日は、嫌いだつた。と言うよりも、会社に行きたくない気持ちを、増長する厄介なものだった。
その頃の私は、朝早くから夜遅くまで働いていた。働き出してしまえば、働き続けるのだが、一度止まった月曜の朝は、鬼門だった。
家で仕事の今日は、のんびりとしていられる。まだ休日の延長のようだ。

風強し

寒い。一度春めいたので尚更だ。
散歩する気にならず。

樹

一週間ばかり東京に行かないでいた。今日、新幹線に乗ると久しぶりに乗った様に思える。少しばかり面倒と感じている上に、寒さが戻って出るのが遅れた。
寒さが戻ったのに、昨夜は蚊の音に悩まされた。今の時代、何時でも蚊はいるのだろう。蚊取線香を慌てて焚いた。
春を通り越し、一瞬夏だったのかも知れない。

青龍

寒さが戻るらしい。
窓を見ると朝日が差し込んでいて、そんな感じは微塵もない。

運動をしないと、てきめんに血糖値が悪くなる。分かっていても、食後に必ず運動するのは、面倒なことだ。仕事が忙しい時は、尚更である。
そろそろ、寒いであろう外に出て歩こうか。

締切間際

いつもの事ながら、間際迄手がつかない。ぎりぎりまでは、他の仕事の調べ物や構想と呼んでいる妄想、迷走に明け暮れる。
さっさと仕上げるという事が出来ず、何時までも理想を追い続け、間際にようやく諦め妥協する。
諦めの後は、一直線に作業するので意外と早く完成するのだが、やはり妥協の産物という後ろめたさは、拭いきれない。
日曜日が締め切り。もう暫くじたばたしそうだ。

いたずら書き

雨の日、曇ったバスの窓硝子に指で、意味も無い事を書くのは楽しい。砂浜に書くのもしかり。いずれ消えて行く故だろうか。

にもかかわらず、残してしまう私の気持ちが私自身にも分からない。何度もとりつかれたように書いてみる。出来上がるのは、いたずら書きだけだ。

暫くは、この非生産な行為を続けるのだろう。何も生まれなくてもいいんだ。きっと…。

反故

何度も書いてみるが、上手く書けない。ともかく今は、何度も何度も書いて、イメージと実体の差を少なくするしか無い。

久しぶりに河豚を食す。フグの事故が続いたが、気にもならない。酒をやりながらのフグは格別だった。フグをやりながら、とならない所が、左党と言う者なのだ。
出来上がった文字も怪しげなものだ。