乾坤

Win書道による書と雑感を書いています。書と雑感を併せて一つの作品となればと思います。

2006-11-30 07:04:49 | 
坐ってパソコンに向かう。椅子の上で胡坐をかく。大事な文章はペンで書く。昔からの習慣はなかなか抜けない。

小さな頃は、板の間に正座で食事を摂っていた。その頃は足に正座のたこがあった。

椅子での生活に変り、そのたこが消えた今も、私は椅子の上で胡坐。三つ子の魂百までも。それが自然なのだと・・・。思う。

トラックバック

2006-11-29 09:37:58 | 雑感
投稿するたびに、つまらないトラックバックがある。時には数件。削除するのも面倒だと思いながらも削除する。

今朝もまた。一つはいつものエロサイトと思われるもの。一つは、トラックバックスパム対策のもの。これも、スパムではないのか?と思うものの、この矛盾が面白かったので、今日一日だけ公開する事にした。

でも、意味のあると思われるトラックバックは本当に少ない。

2006-11-29 09:11:09 | 
いつも同じ大きさの紙で、同じ太さ、滲み、擦れのパターンで書いているとマンネリ化する。こんな風に書ける予想できることが、安定とは別の熱い思いの様なもの忘れだす。少しばかりの不安・不均衡が無ければ退屈な作品になってゆく。

それは技術的なことにも多分に影響を受けるが、心に深く依存するようだ。心が退屈ということが根本の原因かもしれない。

窓から外を眺めてみる。小さな山がわずかながら紅葉してきている。そんな変化も私は感じられずにいたのだった。

土を捏ねれば

2006-11-28 10:05:17 | 雑感
先週の日曜日は友人と愛知県陶磁資料館で土を捏ねる。夢中に小鉢とぐい呑みを作る。予定とは違う思わぬ形になるがそれもまた楽しい。でも、思ったように作れる技術も欲しいと思う。私の欠点は、均一の紐が作れない事だ。紐が不均等なので、出来上がってくる物にもその不均等が反映される。

二時間ほど無心の作業が続く。止め時が難しい。手を掛けすぎれば味が無くなり、手をかけなければ粗雑だ。上手くは無いものの、そんなことを感じる。

出来上がりは一月後。想像以上の出来になることは無いであろう。それでも、自分の作った器で食事をすることは楽しい。

シンナー

2006-11-27 09:08:52 | 雑感
模型屋さんにシンナーを買いに行く。いまどきは塗装する人も少ないためか塗料はあまり売れないようだ。棚の奥から1リットル缶が出てきた。袋に入れてもらうほどでもないので、そのまま缶を抱えて帰った。

今その光景を思い浮かべてみると、かなり危ないおじさんの様な気がしてならない。銀色の缶はどこか危険で怪しげな感じを漂わせたに違いない。

窓を開けて塗装をする。シンナーの臭いがする、その部屋もまた怪しさを感じさせるには十分だ。

柚子の句

2006-11-25 07:44:19 | 
「デコボコの 柚子ただ一つ 卓の上」

久しぶりに早起きの休日となった。やはりこうでなくてはいけない。朝早く起きるということで気が満ちてくる。やろうという気持ちが湧いてきてじっとしていられなくなる。久しぶりにそんな気持ちだ。今晩、友人が訪ねてくるためだろうか。うれしさをこらえられないのかも知れぬ。

冬だ。と思ったら柚子。鍋焼きの中に柚子。茶碗蒸しの中に柚子。白菜の漬物の上に柚子。使い終わったらお風呂の中に柚子。たった一つで何度も楽しみを与えてくれる。冒頭の句はそんな思いの中で浮かんできた。

柚子と書き続けたら、鴨南が食べたくなった。冷を飲りながら・・・

2006-11-24 19:07:06 | 
何か無気力になってしまっている。会社に行くということだけに気が囚われ、肝心なことに気が向かない。ブログを更新しないことにもどこか慣れそうになる。一日の約三分の一を仕事が占める。やはりその影響は大きい。今の仕事の状態が良くないことが全てに影響している。

つくづく大勢の人の中で仕事することの大変さを感じる。大きければ、お役所的な構造が管理する側からすれば楽なのだろう。やはり浮かんでくる言葉も後ろ向きだ。

明日から休み。リフレッシュして前向きになろう。明日は晴れますように!

見栄

2006-11-19 13:31:34 | 雑感
雨が降ってきた。最近の天気予報は良く当たる。雨が降らないようになどと祈る気持ちも遠ざかる。週末が雨の予報を見るとガッカリ。合理的で便利だが何処と無く味気ない。

飛行機を飛ばしいに行けないので、出来上がった飛行機の仕上げに入る。飛ぶかどうか分からないが、デサマライザという、一定時間で飛行機が失速する機構をつける。まあ、見栄の様なものだ。一定時間前に飛行機が落ちてくれば、無用の長物。いつもその様な状況であれば、本当に格好をつけただけの事だ。

それでも、その機構をつけるのは、私の夢の一つなのだ。自分の作った飛行機が、飛び過ぎないように、ある時間で降りてくる。計算どおりに行く事に対する喜びであろう。

部屋の中で、その動作チェックをしながら、悦に入っている。そんな自分は幸せ物なのだと思う。

2006-11-18 10:21:48 | 
妻は病院に。暇なので、昔作ったカラス型飛行機を修理している。形は面白いが、それ程飛ぶわけでもない。



二宮忠八さんという人のを考えたものの再現版だ。彼は世界初の「飛行器」を発明した人らしい。当然のように当時の彼の発明は誰にも相手にされなかった。 烏という漢字を初めて見た時、私は鳥との差が分からなかった。思い込みの激しい私は鳥と信じていた読んでいた。

何故一本棒が無いだけでカラスになるのだろう。時間をもてあましている私は詰まらない事が気になるのだった。

不均衡な均衡

2006-11-17 22:12:39 | 雑感
ようやく今週の出勤が終えた。出勤が終えたというだけで仕事が終えたという感覚が残念ながら無い。休まずに会社に行った、それだけの事なのだ。

それなのに体は疲れ果てている。週末、たった二日間のそれが大事だったことを知る。思いっきりリフレッシュしなければならない。

明日は晴れ。日曜日は雨。明日思いっきり楽しもう!