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茜空日記 goo版

映画と本をこよなく愛するラルゴです。
自然と美味しい食べ物に恵まれた福岡からあれこれ脈絡なく綴ります。

『オカンの嫁入り』

2010-09-26 17:55:10 | 日本の映画
ソラリアシネマ



原作をちょっと立ち読みしたときは、娘と死期の近い母との涙のお別れモノかと思ってあんまり観る気がしなかったのですが、思ったほどしめっぽくなく明るい関西下町人情物の雰囲気でまとまっていたので入りやすかったです。正直、最近流行りの「愛し合う二人が片方の死で引き裂かれて号泣のラスト」ってパターン苦手なんですよ・・・。『今度は愛妻家』みたいなひねりがあれば別だけど。

この映画は、宮崎あおいと大竹しのぶの演技派の二人の初共演ということでも話題になっていますね。この二人、漫才で言ったら突拍子もない言動で周囲を驚かせる母・大竹しのぶがボケで、その母に振り回されてカリカリする娘・宮崎あおいがツッコミ・・・になるのかな? 母に苛立ち、突然転がり込んできた研二に苛立ちで、ずーーっと仏頂面でぜんぜん可愛げのなかった月子が、少しずつ少しずつ心がほぐれて雰囲気が柔らかくなっていく様子は、今さらながらあおいちゃんは演技が自然で上手いなぁーと思いました。研二役の桐谷健太に大家の絵沢萌子、センセイの國村隼もそれぞれ存在感があって、母ひとり娘ひとりの森井家だけど彼らも含めてひとつの大きな家族のような感じがしましたね。


『オカンの嫁入り』公式サイト

『東京島』

2010-09-04 23:25:12 | 日本の映画
天神東宝



先に本を読んでいて、うーん、ちょっと観るのはキツイかなぁと思っていたけど、大筋はそのまま生かしつつ笑いとエンタメ度を増してあって、いくぶん見やすい話になっていました。原作では清子や彼女を囲む男たちの容貌の描写もかなり容赦なかったけど、映画版ではヒロイン木村多恵は派手さはないけどクールビューティで、周りの男たちもそれなりにイケメンパラダイスだったのも目には優しかったし(笑) とは言え、GMのリーダー転落からラストに至るまでの展開は、ちょっと説明不足で唐突な感じはしましたけど。原作でも思ったけど、やっぱりあのラストは私には「え、本当にここで終わらせる?」という気が・・・、うーーーん。

エルメスのスカーフを清子の心情を表わす小道具として多用しているのが、なかなか気が効いてて面白かったです。それにしてもスカーフって旗にしたり服にしたり赤ん坊包んだりと、いろいろ使いでがあるんだな~。

『東京島』公式サイト

『カラフル』

2010-08-29 01:26:28 | 日本の映画
ユナイテッドシネマ・キャナルシティ



原恵一監督の新作なので、楽しみにしていました。上映時間130分は長いし正直少し重たくも感じたけど、何も持ってない主人公・ぼくが家族や友人との関係を、ゼロから少しずつ少しずつ築き直して行く過程が丁寧にじっくりと描かれてあって、森絵都の原作も読んでみたくなりました。

ただ、お母さんへの態度はは可哀想でないの?という気も同性としてはするのだけど、息子としてはダメなんでしょうね・・・。最後にプラプラの正体がわかって少ししんみりしました。でもあの頭突きは痛そうだからイヤだ~。


『カラフル』公式サイト

『ちょんまげぷりん』

2010-08-08 15:07:43 | 日本の映画
シネリーブル博多駅



公開二日目に行ったら錦戸君ファンで満席状態でしたが、特にファンでない私にも映画はけっこう面白かったです。ていうか、くたびれたシングルマザーの元に天使のように舞い降りてきた(本当は地面から湧いてきたんだけど)、家事能力完璧のイケメン侍に絶品スィーツと、ここまで女心をくすぐる、女にとって美味しい設定を嫌いな人は普通いないって~(笑) とは言え、最後はちょっとほろ苦かったけど、終わり方としてはやっぱりあれしかない・・・かな。



ともさかりえのちょっとくたびれたシングルマザーぶりがなかなか良かったです。あのくたびれ方にリアルさがあるから、錦戸亮の浮世離れした侍ぶりのファンタジーがイキてくる感じがしますね。


『ちょんまげぷりん』公式サイト

『借りぐらしのアリエッティ』

2010-07-28 15:34:17 | 日本の映画
天神東宝



ジブリ作品にしてはスケール感がなくて物足りないという評判をあちこちで聞いていましたが、そんなにつまらないこともないと思いましたけどね~。少なくとも私は充分楽しく面白かったです。ヒロインが空を駆け巡ったり魔法を使ったり世界を救ったりの華々しい活躍はしないけど、その分、小人たちのひっそりした、でも工夫豊かな暮らしぶりが生き生きと描かれていて最後まで見飽きませんでした。元々外国のお話を現代の日本に置き換えてあるらしいけど、伯母さんはベンツ、お手伝いさんは軽自動車をそれぞれ乗りこなしているところが何となく今風ですね。

あの家でショウと伯母さんは小人見守り派だったから、もしお手伝いさんに気付かれなかったら、一家は住み慣れたあの床下で暮らすことができたんだろうか。それでも「人間に見られたら出て行く」が鉄則ならば、やっぱり出て行くのかな・・・。


『借りぐらしのアリエッティ』公式サイト