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茜空日記 goo版

映画と本をこよなく愛するラルゴです。
自然と美味しい食べ物に恵まれた福岡からあれこれ脈絡なく綴ります。

先週買った2冊

2008-05-25 16:15:23 | 
はーーー、やっと日曜日でひと息つきました。やたら1週間が長かったです。
若い頃より、残業がコタえる身体になっているのがかなしい_| ̄|○
来週も少なくとも中盤まではまだ忙しいので、更新はまぁそのうちぼちぼちと・・・(笑)

映画ネタがないので、先週のヒマなうちに買った2冊のご紹介。



「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男

前から興味があって読んでみたかったので、文庫になったのを機に購入。
あのひと目見たら忘れられない、インパクトのある表紙はハードカバーとほぼ同じですね。
ちょこっと立ち読みした前書きと後書きで「これはフィクション」と繰り返し何度も言ってるのには、何か深い意味があるのだろうか。あれのときにはそんなことひとことも言ってなかったのに。
まぁ、あれを読んでノンフィクションかもと思う人など世の中にひとりもいないでしょうけど・・・(でもラストには違う意味であやうく騙されかけるところでした^_^;)

本編はまだ手付かずなので、感想はいずれまた・・・。
時間と気力の充実したときにじっくり読みたい本なので、もう少しヒマになってから手をつけます。




「『恐怖の報酬』日記」恩田陸
こちらは、以前に出たハードカバー(ハードじゃなかったけど)を持ってたけど、
文庫版おまけの酒エッセイ3編が面白いらしいので、まぁいいやと思って購入。
この内容を表しつつ大げさな表紙も、爆笑モノですね。

それにしても世の中に、ここまで飛行機を怖い人間がいるんだーーー!
飛行機大好きなのに旅行に行く機会がなくてなかなか乗れない私には、
羨ましがるべきか、気の毒がるべきか、ビミョーなところです。
いっそ、この次に著者が飛行機に乗るときは、憑依用に私の人格をお貸ししたいもんだわ。

こちらの感想も、いずれまた(^^)/

「それゆけ小学生!ボクたちの世界一周」かやのたかゆき&ひかる 久米美都子・編

2008-05-17 23:29:51 | 
     

以前にも紹介した家族で世界一周の旅をした友人が、このたび旅行記を出版しました。

私があれこれ説明するより、帯のキャッチコピーがわかりやすくて良くできてるので(笑)
以下に抜粋しておきますね。

世界はともだちでいっぱいだ!
 
小学3年生と5年生のちびっ子兄弟が
パパとママをしたがえて
355日の世界一周バックパック旅行!

北中米から南米、アフリカ、中東、アジアまで24カ国!
気候も歴史もごはんもお金も、ぜ~んぶちがう世界の国々。
ときにはケンカもしたけど、家族4人で力をあわせ、
世界のくらしをのぞいてみたよ。(キャッチコピーより)


友達の私が言うのも何ですが、小学生ならではの素直な目線で綴られた旅行記は、大人が読んでもなかなか新鮮で楽しめました。旅支度(服装・持ち物)から、安全上の注意、交通費を含めた旅のこづかい帳まで載せてくれてるので、読み終わると、世界一周は無理でも(笑)どこかへ旅をしてみたくなること請け合いです(*^^)v

興味のある方は、お近くの本屋でぜひ実物を手にとってご覧になってみてください。
5/15以降はAmazonでも買えるそうです。


福岡市総合図書館、インターネット予約がスタート

2007-10-15 21:05:06 | 
他の県ではすでに開始されているところもあったので、今か今かと待ってました(^^♪

さっそくログインして、1冊予約を入れてみます。

加藤直人「ドラゴンと月亮」
以前に新聞の書評で見つけて面白そうだなと思っていたヤツ。

合わせて、すでに予約してある大沢在昌「影絵の騎士」の待ち人数も確認できました。
45人待ち→25人待ちになってる。上等上等♪
これは、人種の坩堝となった近未来の東京が舞台の、ハードボイルド「B.D.T. 掟の街」の待望の続編。混血の探偵ケン・ヨヨギのその後がどうなったか、とても興味があります。

大沢作品の外国人の絡む話は不思議な味わいがあって何だか好きなんです。「六本木聖者伝説」も読み返してみようかな。読書の秋だしね。
・・・って、秋でなくても年中読んでるか(笑)


「ライオンと蜘蛛の巣」

2007-10-12 21:31:07 | 

手嶋龍一 幻冬舎
あ、この人、顔と名前に何だか見覚えがある・・・と思ったら、以前にNHKワシントン支局長をされていた方だそうです。
仕事でいろいろな国や街を訪れた経験が引き出しの中にぎっしり詰まっていて、そこからこういうものが書けるんですね。中にはフィクションなのかノンフィクションなのか「?」なものもありますが、それが「本当のところはどうなんだろう」と想像させてまた面白いです。

ミーシャの墓碑銘       オックスフォード
サヴィル・ロウ三十二番地  ロンドン
黒衣の国際政治学者     ケンブリッジ
アランセーターの人      ディングル半島
「鉄の胃」宰相         ボン
マリガン大統領        マーサズ・ヴィンヤード
マジノ線の春          アルザス

などと、目次の一部を並べてみただけで、センスとドラマを感じさせてわくわくしますね。
私の好きなのは「はるかなり、香り米」「ミーシャの墓碑銘」「注文の多い宿」等々。

「知りたがり屋のジョージア」「白い日傘の人」を読むと、前作「ウルトラ・ダラー」が気になって、これはもう読むしかなくなりました(もしかしてこの本は前作のさり気なく巧みな宣伝?とも取れますね・笑)

タムラフキコさんと言う方の装画がなかなかステキです。色鉛筆画なのに決して子供っぽくなく品の良い感じが本の雰囲気と合います。それにしてもこの色鉛筆、発色が良いなぁ。どこのメーカーだろ・・・。


メロディ6月号

2007-05-04 09:42:37 | 
先月末発売のメロディ6月号を買いました。
いい年してなぜ漫画雑誌かと言うと(本人的にもレジに持って行くのはかなり恥ずかしい)ひかわきょうこ「お伽もよう綾にしき」をリアルタイムで読むため。コミックスにまとまるのがえらく先でそれまでとても待てないので、仕方なくこうなった次第です(^^ゞ
もったいないと思いながらも実は「お伽もよう~」と、よしながふみ「大奥」と清水玲子「秘密-トップ・シークレット-」くらいしか、まともに読んでません。他のは絵柄が幼かったり話が理解不能だったりして悪いけどちょっと読むのがツライのだ。こういうとき自分がトシ取ったなぁーーーとしみじみ思います。あ、でも新米弁護士の話「そこをなんとか」は面白かった!

しかし今月の「秘密」の急展開には度肝を抜かれたです。前回の流れからしててっきり雪子は○○に○されて彼女の○をMRIでスキャンして(いちおう伏字)・・・と思ってたのに、予想を激しく覆したあの展開ですかい!絶対、作者は読者を引っ掛けようとしてわざとやってるな~と確信しつつも、もう次回が気になって仕方ない(笑)まさか雪子が○○ことはないと思うけど清水玲子の話って主要キャラでも平気で○○したりするし、本当に先の展開読めないんだよな~。

あかん、すっかりワナにはまってしもた・・・・・_| ̄|○