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茜空日記 goo版

映画と本をこよなく愛するラルゴです。
自然と美味しい食べ物に恵まれた福岡からあれこれ脈絡なく綴ります。

秋の柳川1日紀行~川下り編

2009-10-22 00:07:27 | お出かけ
朝の事件で集合時間には間に合いませんでしたが、18日は10人ほどで柳川に遊びに行ってきました。どうでもいいけど今回のこのツアー、私の中では

『月の裏側』体感紀行と位置づけられてマス(*^ー゜)b

『月の裏側』というのは、水郷柳川が舞台になった恩田陸の割合初期の作品で、ホラーとノスタルジーが融合した不思議な味わいの小説です。コレを読んだ後の川下りは、ある意味サイコーですぜ、お客さん(* ̄ー ̄*)



遅れて着いたので皆と一緒の舟には乗れませんでしたが、数年ぶりのどんこ舟に揺られながら「キャー、川べりに建ったこの家センスがいい!協一郎が住んでそう」(写真上左)「あっ、犬が○○した図書館ってここだー!」(写真上右)と、脳内でたっぷり楽しませてもらいました。






おぉぉっ、何だか本の表紙に似た感じに撮れた・・・と、かなり気に入った
本日のベストショット。船頭さんのかがみ具合が我ながら絶妙(^^)v

陶器市行ってきました。

2009-05-01 12:23:06 | お出かけ
我が家の恒例行事(と言っても去年は行けなかったけど)「有田陶器市」に行ってきました。行くんならモノがたくさん残ってる初日、を鉄則に毎年4月29日と決めています。



陶器市の楽しみはもちろん器を買うことだけど、古い建物が意外に残ってる有田の街のたたずまいを眺めて歩くのも楽しみのひとつです。



帰ってから見たTVのニュースでは過去最高の人出だったそうですが、実際に歩いた私たちの印象では例年にくらべて少しお客が少ないような気も・・・。


今年のお買い上げ
上有田駅近くの「藍土(らんど)」で見つけた湯呑み茶碗。直径約9cmのぼってり丸い手触りが気に入りました。お茶を飲んでもいいけど、これにプリンを作って食べても美味しそうだなぁ~~(オイ)。1395円→950円

「藍土」WEBショップ「藍土な休日」



「アリタ」で一昨年買った黒と白の丼は使い勝手が良くて重宝したので、もう2つ買い足して4個セットにしました。どれが新しいのでどれが古いのか、すでにわかりません(笑)1個500円




おまけ

毎年食べるアイス。日ざしがカンカン照りつける中だと、乳脂肪たっぷりのソフトクリームより、こういう素朴なあっさり系が美味しいです。150円



『白州次郎と正子の世界展』 福岡アジア美術館

2009-04-16 12:15:24 | お出かけ


あの武相荘の再現セットに、衣服や食器、家具なども展示されていて、当時の一家の暮らしぶりがうかがえました。おそらくは相当なお金がかかってるんだろうけど、それでいて華美なところは決してなく、無駄なく洗練されて、しかも地に足のついた暮らしぶりが格好良かったです。こういうところが、時代を超えて人々の注目を集める要因なんでしょうね。

次郎氏が愛用していたヴィトンの旅行鞄も展示されていました。何十年も前の古い物ながらどこも破損のないしっかりした作りで、「日本ではなぜか若いムスメに人気の高いヴィトンだけど、本来こういう階級の人が顧客層なんだよなー」としみじみ思いました。

白州夫妻関連の大量の書籍や、あの有名な「play fast」のTシャツの他にも、食器・靴べら・燭台のレプリカにお香・・・と、物販コーナーが予想を超えて充実していて、しかも値段がけっこう立派だったのに驚きました。なかなか商売っ気ありますね(笑)
そもそも、ここ数年の白州次郎ブームにも、時代の要請ももちろんだけど、今ここでブームを起こそうという水面下の動きがあったような印象も何となく・・・。


でも、いつかは行ってみたいなぁ、町田の武相荘。
夫妻のように自分の好みの住まいを作って「○○荘」と名前をつけるのが密かな憧れだったりします。恩田陸の『木曜組曲』でも、舞台になる家に「うぐいす荘」というすてきな名前がついてますね。建設資金用に宝くじでも買うかな・・・(遠大すぎる計画だ)

カメオ展、行きました。

2008-11-19 12:17:32 | お出かけ
開催されたばかりの、福岡市博物館『カメオ展』を観てきました。たまたま行ったのが夕方だったので、割合空いててゆっくりじっくり鑑賞できましたよ~。



展示品のあまりの数(390点)と豪華さに当てられたのか、最後の方はちょっとくたびれてしまいましたが、ここまでの数と種類がこうして一度に展示されるのは本場のヨーロッパでもなかなかないことらしいです(と解説に書いてあった)。

当時の装飾品って単純に身を飾るためのアクセサリーじゃなくて、富とか権威とか主義主張とかの象徴としての意味合いが強かったんですねー。どう見ても身につけるのは無理だろう、って感じの異様に大きくて豪華なカメオもあれば、誰かが長年身につけてきたんだなと思わせる、少しフチの欠けた小ぶりであっさりしたカメオもあって、見飽きませんでした。

もうひとつ興味深いと思ったのが、下に貼られた年代や所有者の紹介。これだけいろいろ種類があると「あ、これは素敵なデザイン。欲しいな~」とか「これはくれると言われても困る・・・(くれないだろうけど)」というのがあるんですが、いいなと思うものの所有者を見ると日本人所有が多いんですよね。何年か前の『アンティークジュエリー展』でも見覚えのある「アルビオンアートコレクション」と「個人蔵(日本)」というのが、けっこう目につきました。やっぱり日本人好みのデザインや細工ってありますね。

それにしても名前の表示なしでただ「個人蔵(日本)」って、いったいどんな人なのか気になるのは私だけ(笑)?

福岡市博物館『カメオ展』11/15(土)~12/23(祝)まで開催中です。

湯布院の風景

2008-10-31 12:13:45 | お出かけ
一昨日のお土産編で終わりのつもりだったのですが、写真が数点あったので風景編をUPして終わります。時間があればもっと撮りたかったな~。



屋根の上で思い思いのポーズで寛ぐ猫たち。猫グッズの店でした。



閉店した(たぶん)パチンコ店の看板。『○○銀座』って響きが昭和っぽくないですか。



駅の看板。この「駅」の字は確か中国でも同じ字を使ってました。



ホームの灯も何だかレトロでフォトジェニックな由布院駅。万年工事中で風情も何もない博多駅とはえらい違いだ。

久々に行った湯布院は、無量塔のあたりはさすがに静かだけど、メインストリートに降りてきたとたんに「ここ原宿?」と錯角しそうなワカモノ向けの観光スポットになっていて驚きました。こういうのを見てわくわくするかわりにげんなりするあたり、私たちも年食った大人になったということかな。
軽井沢とかと同じように、昔からそこに別荘を持ってるような本当のお金持ちの人たちは、こういう感じの『発展』には複雑な思いかもね。