甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

古書をめぐる旅 2022秋

2022年10月10日 16時44分34秒 | 古本探しの旅

 四天王寺には土曜日に行きました。この西の門のすぐそばに四天王寺学園という学校がありますけど、ちゃんと学校はやってました。土曜でも私学はちゃんと何かをしているらしい。大したもんだ。それでなきゃ、私学に行かせるメリットないですもんね。

 でも、私立の学校って、どのように学校のカラーを身につけるのか? それは宗教なのか、四天王寺なら聖徳太子さんの力でしょうか。だったら、修学旅行とかは韓国とかに出かけてたのかなあ。あまり詳しいことはわかりませんね。とにかく、秋野暢子さんという演劇部出身の役者さんがいました。今は、ご病気をされて戦っておられるということです。他にも、いろんな人が出たんでしょうね。

 そう、たいてい四天王寺に来させてもらう時は、学校はお休みだったりしていたのに、土曜日はやってたので、珍しかったんです。だから、途中の商店街も普通の営業で、出店とかもなかったんだろうか。あんまり、休日感がありませんでしたね。


 さて、こちらで本を7冊買いました。一番最初に手に取ったのが、高野悦子さんでした。

1 黒龍江への旅/高野悦子 2009岩波現代文庫……500円

 高野さんは1929年生まれで、岩波ホールの支配人をされていた方でした。新しい映画の動きを作って来られた方でした。こちらの高野さんが岩波ホールで奮闘しておられた時のことを書いた本を昔読みました。それから何十年ぶりかですけど、旅ものだったから、買ってしまった。

 そういえば、高野悦子さんと同姓同名の人がいて、私が高校生くらいの時は、こちらの方が有名で、1949年生まれの方でした。「二十歳(にじゅっさい)の原点」というのを、借りたのか、買ったのかで読みましたけど、よくわからなかったというか、理解できなかったところがありました。今読んだら分かるのか、あまり自信はないですね。

2 棠陰比事(とういんひじ)駒田信二訳 岩波文庫……200円
 やはり、私の専門は中国文学になるんでしょうか。そういうことにしておきましょう。好きでやってる分にはそれでいいんだから。

 次の5冊はまとめて800円ということでした。
3 ドナルド・キーン自伝 2007 →2011中公文庫
4 漢文楽話/多久弘一 ちくま文庫 1999
5 荷風好日/川本三郎 岩波現代文庫 2007
6 宮沢賢治覚書/草野新平 講談社文芸文庫 1991
7 国東と臼杵 保育社カラーブックス 1972



 5冊で800円ということで、ここでものすごく時間がかかりすぎて、母を待たせているので、もう切り上げて帰ることにしました。

 あとCDを1枚、ウルトラセブンという番組の最終回で使われたという、シューマンのピアノ協奏曲。ディヌ・リパッテイのピアノ、カラヤン指揮のフィルハーモニア管弦楽団、これが500円で、私としては奮発しました。

 ああ、ものすごい出費、といっても結局二千円でしたか。

 私は、どこへ向かおうとしているのか、とにかく、本読んで勉強しないといけないのは確かです。この勉強というのは、何になるのか分からないけど、とにかくでたとこ勝負で、わけのわからない世界へ行きたいです。

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