紺屋のおろく 北原白秋 2023年10月09日 20時06分46秒 | 一詩一日 できれば毎日? 神西清さんが編んだ『北原白秋詩集』(1950 新潮文庫)から、「紺屋のおろく」という詩を写してみます。 紺屋のおろくにくいあん畜生は紺屋(こうや)のおろく。猫を擁(かか)えて夕日の浜を知らぬ顔してしゃなしゃなと。にくいあん畜生は筑前しぼり、華奢(きゃしゃ)な指さき濃青(こあお)に染めて、金の指輪もちらちらと。 何となく妖しいキャラですよ。みんなから嫌われてるの?いや、愛されてると思うし、みん . . . 本文を読む