ネタが思いつかないんで、ぼつぼつ旅の話を始めまつ。
最初はどこからにしよっかなーと思ったけど、ハンガリーが書きやすいんで、とりあえずハンガリーから♪
正式名称はMagyarorszag(マジャルオルサーグ)。
「マジャル人(magyar)の国(orszag)」って意味です。「Hungary(ハンガリー)」という英語名は世界史でも出てきたフン族(民族大移動の中で出てきたアッティラとかいたでしょ)から来てるんだけど、「フン族=マジャル人」じゃないんですな、実は。
でもフン族もマジャル人もどっちもアジア系遊牧民なのはたしか。
ちなみに、フィンランド人(=フィン族)やエストニア人、ブルガリア人(=ブルガール族)もアジア系です。トルコ人もだよね。今はこれらのどこの国も混血が進んでるんで白人系の顔立ちだけど、やっぱどっか違う。元は僕たちと同じばりばりのモンゴロイドの顔してたはずなんです。
歴史的には9世紀ころまでにはアールパードという族長に率いられたマジャル人が今のハンガリーの土地に定住しますが、建国は11世紀。12世紀には一時世界に領土を拡大していたモンゴル軍の侵略を受けます。16世紀からトルコの支配を受け、18世紀になるとオーストリア・ハプスブルク家の領土に。第二次世界大戦ではドイツ、イタリア、日本と同じ枢軸国側に立っています。戦後は共産圏に組み入れられますが、もともとから独立気運の高い国なので、あまり共産化は成功しなかったみたいです。
さて、ここで思いつくままにちょっとハンガリー豆知識。
■ ハンガリー人の名前
ハンガリー人も名前は姓名の順番。
「Mr.」に当たる言葉も後に来ます。例えばMr. Smithだったら、Smith-urって感じ。日本語と同じでしょ?(^_^)
文法もほぼ日本語と同じ並び。ただ、目的語があるかないかで動詞の活用が2パターンあるのは頭痛の種です・・・。
■ 蒙古斑点
ハンガリー人の赤ちゃんにはアジア系であることを示すように、おしりに蒙古斑点があります。
■ 温泉
ハンガリーにはヨーロッパに珍しく「温泉文化」があります。温水プールと言ったほうがいいかもしんないけど。でも風呂好き。女性ならペディキュアもお勧め。とても安いみたい。
■ 文化の香り高い国
ハンガリー人って実はいろんなもの発明してんですよね。身近なもので例を出すとルービックキューブもハンガリー。イギリス以外でヨーロッパで一番最初に地下鉄を導入したのもハンガリー。文化・経済面でも優れてます。音楽家のリストもハンガリー人。未だに音楽家を目指す人はウィーンかハンガリーに留学します。アラニス・モリセットもハンガリー系カナダ人だな。投資家のジョージ・ソロスもハンガリー人。そしてノーベル賞受賞者はハンガリー人多いです。やっぱアジア系ってオツムのいいのかな?
■ 料理
ただ、食事は日本とは正反対。すっごく濃いです。ってのも豚油をふんだんに使うから。ハンガリー料理で有名なのはグヤーシュ(肉をパプリカで煮込んだシチュー)、ハラースレー(グヤーシュの魚バージョン)なんか。料理にはパプリカをたくさん使います(でも辛くない)。
■ ワイン
ハンガリーについて忘れてはいかんのがワインの名産地ってこと。
「Tokaj Aszu(トカイ・アスー)」という貴腐ワイン、サイコーでっす!かのフランス王ルイ14世が、「ワインの王様、王様のワイン」と呼んだと言われてます。マジうまい!(「貴腐」だから甘いです。)ハプスブルク家の女帝、マリア・テレジアも自分の農園を持っていたほど。日本でも入手できるので是非お試しを。 焼酎もあって「Palinka(パーリンカ)」って言うんだけど、これはフルーツから作ります。有名なのは「Barack Palinka(バラツク・パーリンカ)」。杏で作った焼酎。すごくアルコール度が強いです。朝から飲んでるおっさんいます・・・。
さてさて、ハンガリーの首都はBudapestですね。
「ドナウ川の薔薇」とか「ドナウ川の真珠」などと呼ばれてて、とーっても美しい街並みです。「ブダペスト」と言ってるけど、ホントは「ブダペシュト」。ちなみにドナウ川をはさんで「ブダ」と「ペシュト」という街に分かれてます。「ブダ」側は王宮とか歴史のある高級住宅地。「ペシュト」側は主に商業の中心地。
両方の街はたくさんの橋で結ばれてますが、一番美しいのが「Lanc hid(ラーンツ・ヒド)」。「鎖の橋」という意味です。夜はライトアップされてまたびゅ~てぃふぉ~♪ラヴァーズにはほんとおすすめのスポット。http://www.hungarytabi.jp/
ブダの丘には王宮や古い教会があります。
マーチャーシュ教会は歴代の王が戴冠した教会だけど、中の装飾がとても独特。ヨーロッパ風というより中央アジア風のエキゾチックな感じです。この教会はトルコ支配時代はイスラムのモスクとして使用されました。マーチャーシュ教会の前には「漁夫の砦」と呼ばれるものがあって、ここからペシュト側の市街を見下ろせます。王宮は博物館になっています。ブダの丘はマストな観光スポットかな。
ペシュト側で有名なのは聖イシュトヴァーン教会。
「イシュトヴァーン」とは英語の「スティーヴン」と同じ。ここはハンガリーの建国王にして名君、聖イシュトヴァーン王の教会。彼は聖人君主で、彼の右の手は今でも腐敗をまのがれてて(さすがにかなりミイラ化してるけど)、今でも見ることができます。右の手のみが腐敗をまのがれているのは、右手は権力を示すんですが、彼がただしく国を治めた聖人だからといわれています。
ブダペシュトのショッピングストリートと言えばVac(ヴァーツ)通り。
でも、正直日本の地方の街より小規模かも・・・。あまりお買い物欲はそそられません。そんな中でもこれだけは買うべし!というお勧めは「Herend(ヘレンド)」の磁器。ホント美しい!すべて手描きの一点モノです。日本にも販売店があるし、デパートに入ってることもあるけど、現地で買うほうが断然安い。「ウィーンの薔薇」や「アポニ」という模様が個人的お気に入り。http://www.herend.co.jp/ 同じく磁器で「Zsolnay(ジョルナイ)」ってのも有名だけど、僕的にはイマイチ。
ちょっと長くなったので、次回どうやって僕がハンガリーを関わるようになったか等の続きを!
To be continued...
taddy
P.S. 一番上のデザインはハンガリーの国旗の色でっす。
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ヒルトンでkenが見に着けていDOLCE&GABBANAのシルバーロザリオをみてマダムが凄い綺麗なロザリオだ!って言ってくれました。しかし、外見が怖く、なんとなくひったくりされそうな感じのマダムでした。。。
また飛ばなかったべか・・・。
でも買い物する時間が若干取れたんじゃないの?
これも精神鍛錬と思って逆境をエンジョイする方法を見つけましょー!でもマジ飛行機飛ばないときってキレそうになるよね・・・。
へー、ホテルでドルガバのロザリオほめられたんだ。ケベックはフランス系だからカトリック多いし、トロントも多いみたいだからね。そういうマダムがいてもおかしくないっす。でもひったくりされそうな外見って・・・。興味ありーの!こんどホテルであったら記念写真一緒に撮ってくださいな♪
でへっ(-_-)
ちなみにロザリオとは「バラの冠」っちゅー意味なんだな。一つかしこくなりましたねっ。
剣ちゃん金属アレルギーなん?知らなかった。でもシルバーとかつけてなかったっけ?
ちなみに僕はソバアレルギー。かなりやばいっすよ、ソバがあると・・・。
ちなみにそういう誤解ができたのは昔、彼らがウラル・アルタイ語族とされてウラル語族とアルタイ語族が同一視されてたことが原因ですが、
現在ではこの二つの語族は全く別のものと考えられます。
また、ハンガリー、フィンランド、エストニアなどのウラル語族はウラル山脈あたりにいたコーカソイド(白色人種)がフン族やモンゴル族などのモンゴロイド(黄色人種)の移動により
玉突き式に欧州に移動してきたもので黄色人種説はほぼ否定されてます。
ただし蒙古斑が時々できるようにわずかに黄色人種の血が混ざっているのは事実ですが。
まず、ジア系=モンゴロイドというのも間違いですし、
そもそもウラルあたりをアジアというのは微妙です。
ウラルあたりには元々、コーカソイドの民族が多数いました。
それが欧州に移動してきたとこんにちでは考えられてます。
必ず、できるものではありません。
ただ、「やっぱ、どこか違う」は貴方の主観かもしれませんがあるかもしれません。
インド・ヨーロッパ語族の海の中にウラル語族の民族がいるわけですからね。
少々、顔つきとか違うかもしれません。
しかし「元は僕たちと同じばりばりのモンゴロイドの顔してたはずなんです。」というのとは
また違います。