ボクたちは常日ごろ、自分を変えたいと思っている。
自分の欠点を無くしたいと思う。
自分の生活を良くしたいと思う。
自分の技能を向上させたいと思う。
自分の仕事を改善したいと思う。
そのためにたくさんのことをしないといけないと思っている。
練習を積むことで自分を変えていけると思う。
仕事や活動に励むことで自分を変えていけると思う。
自己啓発本を読むことで自分を変えていけると思う。
誰かの指導や注意を受けることで自分を変えていけると思う。
けれど、これらを実践することだけで変われると思うのは単なる幻想。
物事の表面をなぞっているだけのこと。
変わろうとする自分の姿勢に満足しているだけのこと。
沈黙のうちにこそ、人は新しく作りかえられる。
沈黙のうちにこそ、行くべき道を見出せる。
なぜなら己を知らずしては、真に何を変えるべきかは分からないから。
なぜなら己の立場や状況を把握せずしては、霧の中で闇雲にもがくだけだから。
ボクたちは「本当の自分」を見ているだろうか?
「本当の自分」に対面することを怠って、自分を偽っていないだろうか?
周囲で起こることに流され麻痺し、意味もなく苦しんでいないだろうか?
沈黙のうちの孤独こそ、あわただしい日々の中で常に帰っていくべき場所。
沈黙のうちの孤独こそ、日々新しい「自分」に生まれ変われる場所。
沈黙のうちの孤独こそ、満たされた人生を送れる源泉。
taddy
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