日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

【note】「第16回八王子古本まつり」、行ってきました

2017-05-03 | 新参者の八王子探検



今回のテーマは「百薬」だそうです。八王子が市制100周年を迎えるのにひっかけたようです。100年前の古本が並んでいましたが、私としてはあんまり興味がわかないものばかりでした。

事前から狙っていた本命の古本は結局見つからなかったですが、その代り第2志望(?)の「八王子の古い地図」を2枚ゲットしました。どちらも500円。

【八王子市全図1】


1枚目はそのままズバリ「八王子市全図」。昭和41年10月の発行。今の地図はカラーで色分けされていて、なかなかカラフルで見やすいのですが、もちろんこの頃は単色。

【八王子市全図2】


何か元になる地図を流用して、町名だけ更に濃い文字で重ねて上書きしている、そんな感じです。同一の地名・町名が薄い文字と濃い文字で並行して記入されています。

昭和41(1966)年といえば、私が生まれる前だ。八王子の100年には及びませんが、それでも50年前のもの。パッと見たら、町名は今とあまり変わっていないようですが、じっくり見たら面白い発見がありそう。
ちなみに、東隣に隣接する日野市のコニカ・ミノルタは「小西六日野工場」、日野自動車は「日野ヂーゼル工場」と記されています。
お、現在の京王八王子駅が「ひがしはちおうじ」になっている。
時代を感じますね。

【八王子市街地図1】


もう1枚は「八王子市街地図」。その名の通り、市街地を中心とした地図なので、郊外まですべてを網羅していません。地図の外周に、企業や商店の宣伝が入っているので、商工会議所のようなところが発行したのかもしれません。たぶん、無料で各家庭に配布されたのではないでしょうか。

【八王子市街地図2】


発行年が記されていないので、いつのものかが不明です。地図のまわりに印刷されている企業や商店の宣伝の中に、自動車販売店のものがありました。ホンダのディーラーのようです。この車、ネットで調べてみると1970年代前半に生産・販売されていたようです。ということは、この地図もその当時のもの、今から四十数年前のものだと思われます。


そんなわけで、今日は地図を2枚ゲットしたのですが、気になる本が何冊かありました。古本まつりは5月7日までなので、もう1回くらいのぞいてみる機会がありそうです。さて、どうしようかな…。


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