日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

【note】助左、助左、助左、助左、助左衛門!

2016-07-24 | 日日の幻燈


「助左衛門、よう戻った」
1978年の大河ドラマ「黄金の日日」でのワンシーン。堺に戻った助左衛門を、石田三成が迎える場面です。
「黄金の日日」で一躍有名になった助左衛門ですが、ルソンとの貿易により一代で巨万の富を築いたということ以外は謎に包まれた人物です。
この大河ドラマについては、想いの丈を何度もブログで書いていますが、自分史上最高の大河なのです!

あれから38年。
まさに感無量。

大河ドラマに助左衛門が戻ってきました。
松本幸四郎演じる納屋(呂宋)助左衛門が「真田丸」第28回に登場。時間的には僅かでしたが、登場直前の夕日のアップ、あれはまさに「黄金の日日」のオープニングシーンそのもの。
脚本の三谷幸喜さんは、「黄金の日日」からの影響をかなり受けているとのこと。それが今回のサプライズに繋がったのは間違いないでしょう。当時、小学生だった私も毎週日曜日を楽しみにしていたひとりでした。

7月17日放映の「真田丸」第28回、ストーリー的にも三谷さんの「黄金の日日」へのオマージュで溢れていました。


「真田丸」第28回【受難】
関白豊臣秀次が切腹
秀吉は秀次の妻妾・子供たちを処刑
秀次の娘・たかは難を逃れ信繁が保護
信繁は助左衛門に、たかをルソンに逃がすよう依頼、たかは、助左衛門の交易船でルソンへ向かう

「黄金の日日」第44話【呂宋遠征計画】
関白豊臣秀次が切腹
秀吉は秀次の妻妾・子供たちを処刑
秀次の側女・桔梗は堺の豪商今井家の奥方・美緒に直前に救出され難を逃れる
美緒は助左衛門の盟友(という設定の)石川五右衛門に桔梗をルソンに送り届けさせる

ここのくだりは、ほぼ一緒。
これこそ本当のオマージュだよなぁ…って思うのです。


「黄金の日日」の桔梗は、ルソンに逃れた後、恋い慕う助左衛門に嫁ぐことになりますが、最後に悲劇がふたりを襲います。
さて、たかはどうなるのでしょうか?NHKのホームページによると、これで終わりではないようです。異国で成長した彼女に再会する日を、楽しみに待つことにしましょう。


そんなわけで、久々に「黄金の日日」を観てしまう私でした。
あのオープニングテーマを聴くと、いまだに胸がつまり息苦しささえも覚えるほどなのです…。



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【video】「A Clockwork Wonderland: The Eldritch Of A-Kon」 by Marquis of Vaudeville

2016-07-23 | jukebox

アメリカのスチームパンクバンド、Marquis of Vaudevilleがイベント告知用に作ったPVです。
イベントは6月に行われたようで、コスプレ上等!的な煽り文句も。
このバンド、アリスがよっぽど好きなのでしょうか。以前に紹介したPVもアリスでした。

「The Great Promenade of Fools & Ghosts」

スチームパンクとアリス。これはこれで、ありな世界。というか、よく合っていると思います。




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【music】「Bloody Wings」 by Symfobia

2016-07-18 | jukebox


スロバキアのメタルバンド。
検索しても、日本語でのレビューや経歴の紹介にはヒットせず。似たようなネーミングの「Symphobia」というユニットに飲み込まれてしまっています。

さて曲は…
出だしはとってもゴシック的で、おお!という感じなのですが、続くメロが、なんかガールズロックぽくなってしまっている…残念、というかちょっと違和感あり。Aメロがゴシック、Bメロがガールズロック…みたいな感じ。
次回作に、乞うご期待!といった感じでしょうかね。


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【note】USJに行ってきました

2016-07-17 | 日日の幻燈



先週の日曜日、USJに行ってきました。初のUSJです。



朝9時過ぎに着いたのですが、まず入場するのに長蛇の列!
並んでチケットを買ったら、即、入場できるのかと思いきや、そこからさらに並ぶとは…。しかも、これだけ人が押し寄せているのに、誘導する係員が少なすぎると思いました。どこへ、どう列が続いているのかがわからなかったです。



着いてから1時間弱で、ようやく入場!さあ、遊ぶぞ!!



でもその前に、空いているうちに朝・昼兼用で腹ごしらえを。
アメリカン・ダイナーの雰囲気の中で食べるハンバーガー、ボリュームもあって、なかなか美味しかったです。



スパイダーマン発見!
一緒に記念撮影したい人たちが並んでいたので、後方からパチリ。
映画のようにスパイダーマンにキスしていいのかは…係員に聞いてみてください。



ジョーズ。
そういえば、ジョーズはきちんと観たことがないぞ。日曜洋画劇場とか、テレビでやっていたのをなんとなく覚えている程度です。今度、きっちり観てみよう。



ターミネーターは、全編、観ました。
去年最新作が公開されましたが、シュワちゃん、頑張っていましたね。

ひと通り見て回って、アトラクションも楽しんだら、いよいよ話題のハリー・ポッターのエリアへ向かいます。



実は、大阪に行くなら絶対にUSJにも!と胸を高鳴らせていたのは、かみさんでした。
そして、その中でもお目当てはハリー・ポッター。私も全編DVDで予習しましたとも。



作中に出てくる村が再現されています。作品でのイメージなのでしょう、冬景色なのですが、この日は気温35度。ちょっと雰囲気が…。あえて雪にこだわらなくてもよかったのでは?でも、ファンには思い入れがあるのでしょうから、これでよし(これじゃなきゃダメ!)なのでしょう。



ホグワーツ城。
この中にアトラクション(ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー)があります。思ったより混んでいなくて、普通に並んでも30分程度でした。運がよかったのかな?
ちなみに、ちょっと胃にきました。3Dメガネをかけてのアトラクションなので、酔いやすいひとは要注意かもしれません。



夕方5時。混む前に三本の箒で夕食。
30分ほどしたら、それまで空席が目立っていた店内も、ほぼ満席になっていました。



ちなみに、ハリー・ポッターのエリアは思ったより狭かったです。よっぽどハリー・ポッターが好きな人以外は、あっけなくまわり切ってしまう感じです。
いちどエリアから退場すると再入場できないそうです。かみさんの念願だったこともあって、私たちは7時間くらい魔法の世界に滞在しました。



そんなわけで、USJを閉園時間まで満喫。
この雰囲気はたまらないですね。ジェットコースターがダメな私でも歩いているだけでじゅうぶん楽しめました。
古き良き時代のアメリカと映画の世界。う~ん、素晴らしい!



で、あえて苦言。
集客数はディズニーランドを抜いてたとも聞いていますが、ここ数年で急速に入場者数が増えたためなのか、ちょっと対応が追い付いていないような気がしました。朝の入場時もそうですが、トイレもちょっと臭ったりしてました(季節がら仕方ないのでしょか?)
ディズニーランドのサービスが、ここのところ落ちているといわれていますが、まだディズニーの方に軍配があがるような感じです。

次に来るときは(大阪はめったに行かないからいつになるやら…)、さらに快適なUSJに進化していることを期待しています!


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【note】通天閣にのぼってきました

2016-07-16 | 日日の幻燈



先週、大阪に住む弟の家に遊びに行ってきました。3年ぶりの大阪でした。
その帰り、時間があったので、じゃあ、どこかへ行こうと。
自分の中で大阪で真っ先に浮かぶイメージと言えば、大阪城と通天閣。大阪城には以前に行ったので、今回は初めての通天閣へ行ってきました。
1956年に完成した通天閣は2代目なんだそうです。で、国の登録有形文化財。歴史的な建築物なんですね。知らなかった。



ビリケンさん。
その起源はアメリカなんだとか。そうか、すっかり大阪に溶け込んでいるビリケンさん、アメリカ生まれだったのか。
足の裏を撫でるとご利益あり、とのことで、もちろん私も。



夕方だったので、展望台からの眺望も、いい感じで暮れかかる絶妙の時間帯だったっと思います。
土地勘がないため、どっちの方向を見ているのかイマイチでしたが、それでも素晴らしい眺めでした。



外に出ると、ちょうど飲むにはいい時間でした。大阪名物串カツを食べながら、ビールとハイボール。
新世界。
美味しい店がどこかはわからなかったので、ここ!って決め打ちで入りましたが、安くて美味しかったです。



夜空に浮かぶ通天閣。通天閣のネオン。
東の東京タワー、西の通天閣。今はスカイツリーとあべのハルカスなのでしょうか?
いえいえ、やっぱり東京タワーに通天閣でしょ!と、昭和生まれの私は思うのでした。


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