公文式国語教材には、たくさんの本が紹介されています。
「先生のつうしんぼ」宮川ひろ(作)はCⅡ(小3レベル)教材にでています。
生徒は読んだら簡単に感想を書くことになっています。
私は 生徒の感想になるべく返事を書くことにしています。

あきらくんの感想文
「先生が 好ききらいをするなんてありえない
好ききらいをしたら(殺しながら)生きている生物をたべているのに、
生物が無だ死にに、なっちゃう」
恭子先生の返事
あきら君はとても大事なことを知っていますね。
「いただきます」という言葉は、お魚とか野菜とか 食べ物にいう言葉だよ。
食べ物は命をくれたからね 小林
あきら君は11月の体験学習で入会したばかりの生徒さんです。
ご家庭の教育力が忍ばれます。
その日は 彼のお父さんのお誕生日でした。プレゼントの相談に乗った私でした。
「先生のつうしんぼ」宮川ひろ(作)はCⅡ(小3レベル)教材にでています。
生徒は読んだら簡単に感想を書くことになっています。
私は 生徒の感想になるべく返事を書くことにしています。

あきらくんの感想文
「先生が 好ききらいをするなんてありえない
好ききらいをしたら(殺しながら)生きている生物をたべているのに、
生物が無だ死にに、なっちゃう」
恭子先生の返事
あきら君はとても大事なことを知っていますね。
「いただきます」という言葉は、お魚とか野菜とか 食べ物にいう言葉だよ。
食べ物は命をくれたからね 小林
あきら君は11月の体験学習で入会したばかりの生徒さんです。
ご家庭の教育力が忍ばれます。
その日は 彼のお父さんのお誕生日でした。プレゼントの相談に乗った私でした。
恐らく 恭子先生のお教室の生徒さんたちの
教育力はたいしたもので、さすがです。
うちの生徒の幼児さんが、感想に困っていたら
お父さんが「何もないなら【とくになし】とかけ」と
アドバイスされたそうで・・・
「こりゃ、いい事聞いた♪」と思っているみたい?
他の子も「おもしろかった」一言だけ などが多いです。
じゃあ、どこがおもしろかったの?など
もう少しなんか書けるように声をかけますが
根本的な力の差を感じます。
もし、新入会生さんが
「おもしろかった」と書いてきたら
恭子先生は、どう対応されますか?
そんな子、居ないかもしれませんが~
人間が経験出来ることは限られている。
だから 経験だけでは考える力は拡がらない。
そこに読書による経験が加わり人間は 1人の数百倍の経験を知ることになった。・・・
読書の意味をそう思っている私です。
本を読んでどう思うかは、それまでのその子の経験から生まれる感情だから、その経験と話しあうようにしている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
めんどくさい小理屈はやめます。
恭子先生は、子どもの感想に返事を書くだけです。
感想だから採点はしない代わりに返事を書きます。
生徒が「おもしろかった」と書くと
公文の無料物品の原稿用紙をホッチキスでとめて
私は「このお話は面白い話ではありません。
もう一回よく考えて本当のことを書いて下さい」
生徒「かわいそうだった」
先生「だれがかわいそうでしたか?」
生徒「ゴンです」
先生「ほかにかわいそうな人はいませんか?」
生徒「いません」
先生「おかあさんとおとうさんはだれがかわいそうだと思ったか きいてください」
おとうさんとおかあさんにお礼の言葉
お子さんの読書感想の力は、他者の感想を聞くことで高まります。
まず親がどう思ったのかを知ることで、本と考える力がマッチングして、経験が深まります。
小さい時の読書感想文なんか上手でなくていい、選ばれた感想文を読むと、大人の手が入っているものばかりだ。
公文が感想を書くページを設けているのは感想文の力をつけるためではない。
読まない子がいるから、読んだ証拠に書かせているのだと思う。
だから読まないで感想を「おもしろかった」と書くから恭子先生に≪面白い話ではありません」とやられるのです。
読書力とは、読みたい本を読むことではなく、読まなければならない本も読めることです。
その時 家族で話しあいました
「いたずらをしたら、あとで反省してもだめなことがある。それはいたずらしたことで迷惑をかけたことが、もとに戻らない時があるから」
子どもはいたずら好きでしたが それからは あまりいたずらをしなくなりました。
恭子先生は さりげなく感想のご返事をくださるのですが、こんなにこどもに影響を与えることに親として、驚き、それからは先生の書かれた赤ペン言葉を全部保存してあります。
ゴンぎつねもあったのですぐに「小林はおばあさんがかわいそうでだとおもいました」の赤ペンを取り出し懐かしく有り難く見ています。
これは新たな発見でした。
先入観を与えてはよくないかと、
「どう思う?」「どう感じた?」など
質問ばかりしていました。
読書の感想というのも、周りに居る人間や環境から
育てられていくものなのですね。
旧:すいせん図書の10枚くらいしか 読書をしないんじゃないか?というような子がたくさん居る
うちの教室ですが、
改訂後にガラリと変わってしまった時は唖然としました。
元々自ら進んで本を読む子には、たくさんの紹介になっていいのかもしれない?とも思いますが・・・
自分の場合ですと、
本を読む時は最初にエネルギーが必要です。
主人公、その周りの登場人物はどんな雰囲気で、どんな関係?場所の設定は?など
頭の中にイメージができるまでが、エネルギーが要る気がします。それからのめりこみ始めます。その後は勢いで読んでいく といった感じです。
改訂後の10枚は、消化不良にならないのかな
これ、楽しいかなと思ったりもします。
くもんはよく考えられている教材なので
何か意図があるのだろうと信じていますが
恭子先生はどうお考えでしょうか。
もやもやしていました。
自分が腑に落ちたくて、恭子先生に書きました。
音読発表会の時には1ページずつの作品見出しのようなプリントが重宝しました。
あの1枚で続きを読もうと思ってくれるでしょうか?
読書指導の工夫をされていたら教えていただけますか?
以前のタイプは、一冊を10枚でしたから、読書嫌い
な生徒には苦しい10枚で、読んだか解ったか、とにか
く感想文をひねり出すという作業感がありました。私
はコメントを書くことを楽しみにもしてましたけどね。
でも新しいタイプはわずか数行で、簡単な選択問題で
す。短く易しいので、読むことが苦手な生徒もサッと
終えることが出来、10枚連続しなくても1枚だけでも
OK。さらに要点とは外れたところが紹介してあった
り、設問の選択肢がどれでも正解であったり、自分の
場合で答えてみよう、など、ダメ出しがありません。
読書への誘いの敷居の低さがいいです。
生徒は「ちゃんと読まなきゃ」とか「正解しなきゃ」
と意識しなくても、すぐ次の課題に移り、それでいて
頭のすみに残ります。これはちょうど本屋さんで帯
の部分だけ読んだり、ちょっと広告で見ただけ、が、
ずっと心に残っているのに似ています。そして後日、
読解問題として、本文がちゃんと改めて出てくるので、「あ!これ知ってる。」があるのが嬉しいです。うまいことしてあるなぁ、と私は公文式国語教材に感心しています。
読書感想文、とか作文とかを評価すると、子供に『先
生にマルをもらえる書き方』を探らせるかのよう、に
なりがちなので注意が要りますね。子供に聖人君子を求めているわけではなく、たくさんの情報から自分に必要な選択の出来る目を持つための国語力ですからね。
こんなこともあります。
現在の教材がちっともスラスラじゃないのに、すいせん図書は良くできる生徒がいます。試しにすいせん図書ばかり、上の教材も与えると二学年ぐらいは喜んで進み、私を喜ばせてくれる生徒がいます。反対に現在の教材がスラスラなのに、すいせん図書になると全然進まない生徒もいます。そこで私は生徒のちょうど探しをもう一度考え直すことができます。
。
そんな理由から、私は新しいすいせん図書がすごく気に入ってるんです。
渡す時、子どもには、「10個もあるでしょう。なかで、
続きが読みたいって言うのがあったら教えて。教室にあったら、それを借りていくこと。、なかったら、先生が買うから教えてね!」といいます。
うちの教室は、あまり本が充実していないので、子どもたちがおもしろがるものを入れようと、逆の発想からそんなふうに声をかけています。
導入から数ヶ月、もう10冊近く本を買いました。
これをきっかけに続きを読む子も増えました。
どこが面白そうと思った?という感想も、子どもたちと交わしたりしています。
いつも、ここでは母として、そして指導者として勉強させていただいています。
教材改訂のたびに多くの先生方が「前の方がよかった」とおっしゃるのをききます。
が、私は「新しい教材のいいとこ探し」から始めるようにしています。今回の国語も、苦手な子にはより敷居を低く、またできる子にも面白く、と随所に工夫が見られて楽しいです。
息子も現在小2ですが、新しい教材の「推薦図書」が大好きです。息子曰く「めっちゃいいところで終わるから続きが気になる」そうです。
デリカさんが書かれている、本の帯を見る感覚に、同感です。本選びの手助けになるような気がしますね。好きな子は続きを読めばいいし、あまり読書が好きでない子でも「へ~!そんな本があるのか。」ぐらいは思ってくれるのではないでしょうか?
読書や国語が好き・得意な子も、そうでない子も同じ教材で伸びていけるところが、改訂してもしなくても、くもんのすごいところだと思います。
他塾では、レベル別に使う教材が違うのはあたりまえですから。
ことばの足りない子に国語力をつけることができない。だから読書。
感想を書かせるのは、読んだという証拠だ。
読みもしないで感想を書くのは、読みたくないからだ、だから 読みたくない子にも、指導せずに読ませることができる教材にした。
それがこんどの教材改定。入り口を入りやすくした改定。
お話に合っている絵に○をつけたり、感想を書くより楽しい。
でも。レベルの低い子に合わせたことだけは間違いないのだ。
まあ いいではないか その先に力をつける教材群が待っているから。
でも 私は 失いたくない教材なので 教材が改定になったときに古い教材のすいせん図書の箇所を多めに教材請求しておきました。
教材改定があるときはいつもお気に入りの箇所を多めに請求してストックしておきます。
(9枚は使いまわして最後の感想の部分だけ、無料物品の原稿用紙を使うなど・・・)
算数4A教材151の玉子地獄とかまだ大事にとってあります。
ありがとうございました。
よかったと思っていらっしゃる先生方のご意見が聞けて、
新教材に対して前向きになれました。
ありがたいです!!
改訂前のストック、わたしもやりました。
英語のG1,G2の191~200のまとめがとても気に入っていました。
どこがあやふやなのか、忘れちゃっているのかが
一発で分かって重宝していました。
今回も、H~のまとめをストックすべく注文しました。