いつもは「オーラの泉」をたまに見ても
「そんなこと、わかるはずないだろう!!」なんて
馬鹿にしてすぐにテレビの前を離れてしまう。
しかし、昨夜は堀ちえみをゲストに招いて
子だくさんの彼女を前にいじめなど教育問題の議論が
司会者と江原啓之、三輪明宏の間で飛び交った。 . . . 本文を読む
厚労省が看護師の偏りに関する診療報酬改定の見直しと医師の偏りに関する集計を行ったというニュースが連日出てきていますが、こうなることは診療報酬改定あるいは研修制度の変更を行った時に普通の人間であれば見通せたこと。2つも大きな過ちを犯した責任をどう取るのか、なぜそのような誤った判断をする結果となったのか、はっきりするべきだと思います。今のうちにそれをしないと、地方の医療は今後もっと大変なことになるでしょう。現場で何が起こるか理解できない人たちが政策立案するべきではないと思います。
診療報酬の早期見直しも 看護師不足で中医協が協議
2006年11月29日21時11分 朝日新聞
医師の偏りまざまざ 東北不足深刻 厚労省が初集計
2006年11月28日21時46分 朝日新聞 . . . 本文を読む
東野圭吾「赤い指」を読み終わりました。
図書館で約200人待ちだったため、
3ヶ月ほど待って漸く手にした本でした。
それほど短いとは見えないのだけど、
読み始めるといっきに読めてしまいました。
おたく系で親と断絶がある息子、高齢者の介護、
嫁・姑の確執などを抱える家族が直面する幼女殺人。 . . . 本文を読む
北康利「白洲次郎 占領を背負った男」を読み終えた。
白洲次郎のことは、最近よく雑誌などで「ダンディズムを極めた男」
というような形で特集され、かっこいいというだけではなく
昭和史に深く関わった人物という程度の予備知識はあったのだが、
この本を読んで、白洲次郎の生きざま、そして、彼とともに躍動した
人々や戦前・戦後の歴史を印象深く心に思い描いた。
昭和の坂本龍馬と言ってもけっして過言ではないのだろう。
著者・北康利氏にも「竜馬が行く」の著者・司馬遼太郎と同格の
賞賛を送りたい。白洲次郎の生きざまを縦横無尽に描き尽くした
功績はたいへん大きいと思う。
. . . 本文を読む
老人ホームの職員(看護師資格なし)がインスリン注射をしていたとして改善命令を受けていたと報じられた。この記事を書いている記者は「悪い奴がいる!」というスタンスなのだろうか? コメントをした東北大学教授は、あきらかに「けしからん」という態度であろう。
しかし、記事にも書いてあるようにインスリン注射は本人や家族も行っている行為であり、素人でも練習すれば出来る。インスリン注射のためだけに、在宅生活を諦めたり(ヘルパーでは注射できず、訪問看護を毎日頼むのは料金や要介護度の面で不可能)、ホームからの入所を断られたりする人がどれだけいることであろうか?
本人や家族と同じようにインスリン教育をしてその業務を許可すれば、いろんなことがもっと円滑に行く。
優れた新聞記者であれば、そういうことを問題にするべきであろう。大学教授は、人々の生活を思いやる気持ちなどないのだろう。
老人ホームの無資格職員が医療行為 宮城県が改善命令
2006年11月21日15時51分 朝日新聞 . . . 本文を読む
看護師の数が一定のまま都会の大病院に看護師が集まるようになれば、地方の病院や地域医療がどうなるか、小学生でもわかるようなことを厚労省は予測できなかったのだろうか? このブログでも何度か問題にした診療報酬改定を道具とした看護師偏在の動きを厚労省がようやく改める方向で動き出したと朝日新聞が報じた。
厚労省は中小病院や地方の病院はつぶれたらいいと考えていたのだろうか。それともフィリピンから大挙して地方の病院に看護師がやってくると予想していたのだろうか。日本の看護師の待遇ではフィリピンからも来ないらしいけど。 . . . 本文を読む
11月12日付けの朝日新聞社説は「巨大銀行 公的資金は
生きたのか」と題して、不良債権問題が事実上の幕を降ろした
ことを報じていた。しかし、その社説の内容は、金融や
銀行の問題が解決して建設的な方向に向かっているという
ものではなく、むしろ、公的資金を注入して建て直しを図った
7年間で銀行業界は結局のところ何も変われなかったのでは
ないかと疑問を投げかけるものであった。
多くの人が、その社説の論旨に頷いたのではないかと思う。 . . . 本文を読む
昨夜は読みかけの白洲次郎の本もさておき、NHKの
プレミアム10「チャップリン 世紀を超える」を見た。
ロンドンに眠っていた未公開秘蔵フィルムに写されていた
チャップリンの映画製作過程のアイデアや涙ぐましい努力、
それを通じて、チャップリンがめざそうとしたものを
浮かび上がらそうとする番組だった。 . . . 本文を読む
牛丼チェーンのフリーターらが残業代の支払いや不当解雇の撤回を求めて、「ユニオン(労働組合)」を結成したというニュース。本来の意味での労働組合活動のニュースを久しぶりに聞いた気がします。偽装請負やワーキングプアという言葉が飛び交う一方で、企業減税や最高益をあげている銀行が法人税を払っていないというニュースが報じられています。生活者を守るという意味での民主党・社民党の存在感は十分伝わってきません。強者にモラルが欠けている現在、弱者は自ら闘うしかないでしょう。
『牛丼チェーンのフリーターらが「ユニオン」結成』
2006年11月09日18時47分 朝日新聞 . . . 本文を読む
こういうニュースは素直に「おめでとう!」と言ってあげたくなりますね。
「昨年夏、冬と2度不合格だったが」というところがとてもいいです。「やらせ」が流行る世の中で、人気アナウンサーでありながら「不合格」という不名誉を克服しての合格、偉いと思います。
報ステ市川寛子アナが気象予報士合格
2006年11月10日 日刊スポーツ . . . 本文を読む