NHKのプロフェッショナル・仕事の流儀を見た。
『鳥インフルエンザと戦うWHO母親医師
▽密着・ウイルスとの攻防最前線』
WHOメディカルオフィサー 進藤奈邦子42歳を取り上げていた。
2人の子どもの母親でありながら多い時には一年の3分の1を
海外で過ごす。ラッサ熱、デング熱、SARSなどを相手に。
今回、少しでの感染爆発パンデミックのことを
知ってもらいたくてスタジオにも出演したと。 . . . 本文を読む
新しい研修制度が始まって2年間、これまでの卒前実習だけではなく、
卒後の2年間にいろいろな診療科を経験できる制度になって、これまで
以上に小児科志望が減ったかもしれないというニュース。
医療制度改革や診療報酬改定でも小児科への配慮は行われているのに
更に小児科医師が減っていくかもしれないというニュースに改めて
考えさせられる。最近の若者気質も関係しているのだろうか?
小児科自体は医師にとって一つ . . . 本文を読む
読書以外だと一日は結構長く使える。
昨日は、木曜日に見れなかった「小早川伸木の恋」第七話をみて、
トリノ・オリンピック、荒川静香選手らのエキシビションの録画も
みた。衣装も音楽も演技も文句無し。さすがだ。日本中がフィーバー
になるのもしかたがない。「けものみち」は2週間分を見た。
沢木耕太郎ノンフィクション7の『1960』「危機の宰相」と
「テロルの決算」を読みかけた。ただし、読書の気力が少な . . . 本文を読む
岩波新書「医療の値段 ー診療報酬と政治ー」(結城康博著)を読んだ。著者自身、序章で『(個々の医療費の内容などではなく)むしろ、「医療の値段」が決定されるプロセスで、それにまつわる「医療政治」のありようを中心に論じていく』としているように、本書は『医療の値段』というよりは『診療報酬と政治』とタイトルにする方が良いと感じさせる本である。
中医協を舞台とし橋本元首相も巻き込んだ日歯連事件、日本医師会と . . . 本文を読む
大学生になって初めてシェイクスピアの戯曲を岩波文庫で読んだ時、リチャード三世やオセロ、ハムレットなどの面白さを知った。それまで、英語の副読本や小中学生向けの本でシェイクスピアの作品の筋書きは知っていたが、筋書きの面白さをはるかに越えた面白さが原作にはあった。
白夜行のドラマと原作の違いを見ていて、そんなことをいつも感じるが・・・。
第七話、雪穂が高宮と財産目当ての結婚を進めるが、高宮が不安にな . . . 本文を読む
柴田よしきの「激流」を読み終わった。
この前、読んだ「最後の恋」連作集で8人の作家のうち、
自己評価が最も高かった作家さん。
そのあと、知ったのだが京都在住とかで、より親近感を
感じた。「最後の恋」の中の短編は京都と無関係だったが
この「激流」は東京から中学の修学旅行で京都に来て、
自由行動中、7人の班の一人の少女が失踪ということで
京都が絡んでくる。
物語は20年後の東京、35歳になって、そ . . . 本文を読む
ホリエモンから武部幹事長次男への送金指示メール問題で国会が紛糾し、民主党は窮地に追い込まれた。ライブドアと武部幹事長のあいだがどうであるかはさておき、今回のメールは民主党の永田議員がガセネタを掴まされたというのが真相に近いのだろう。以下に引用した今日の朝日新聞の記事は民主党・前原誠司代表の動向を伝えているが・・・。
この件では、前原代表もかなり痛手を負ったはずだ。鴨川日記としては、いつも出町柳の . . . 本文を読む
これは医療のニュースというべきかどうかわかりませんが・・・。京都には今出川と丸太町の間に、鴨川をはさんで西に京都府立医大、東に京都大学があり、2つの大学病院が近接しています。そのうち、京大病院に任天堂の山内相談役が70億円もの私財を寄付するという話に驚きました。良い意味でのアメリカ型というか、財産を持つ人が、個人の判断で自分が望むことに寄付をするということは望ましいことだと思います。国が税収・予算 . . . 本文を読む
去年、このニセ医者のニュースが報道されたときは他にも忙しくてブログに書きませんでしたが、このニュースは医療制度改革に関連しても大事な問題提起をしています。
何が大事かというと高校卒業程度でも少し研修すれば1年間に1千万円もらえる程度の医者の仕事が出来るということです。もちろん、他にもニセ医者はいっぱいいると指摘したいわけではなく、医師免許を持っている医者も結局はニセ医者でも済むようなことしか . . . 本文を読む
医師対象のリクルート業者は以前から存在し、最近の新臨床研修制度で流動性がかなり増したので医師の人材派遣がだめだったということはこのニュースで知りました。リクルート業と人材派遣は少しニュアンスが違うのでしょうけれど、基本はかなり近いと思うので、へき地については今回の方針で大きな変化はないかもしれませんが、産休・育休への対応ができるようになると女性医師はかなり働きやすくなるのではないでしょうか。
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