鴨川日記

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北康利「白洲次郎 占領を背負った男」

2006-11-23 16:37:49 | 小説と映画
北康利「白洲次郎 占領を背負った男」を読み終えた。 白洲次郎のことは、最近よく雑誌などで「ダンディズムを極めた男」 というような形で特集され、かっこいいというだけではなく 昭和史に深く関わった人物という程度の予備知識はあったのだが、 この本を読んで、白洲次郎の生きざま、そして、彼とともに躍動した 人々や戦前・戦後の歴史を印象深く心に思い描いた。 昭和の坂本龍馬と言ってもけっして過言ではないのだろう。 著者・北康利氏にも「竜馬が行く」の著者・司馬遼太郎と同格の 賞賛を送りたい。白洲次郎の生きざまを縦横無尽に描き尽くした 功績はたいへん大きいと思う。 . . . 本文を読む