看護師の数が一定のまま都会の大病院に看護師が集まるようになれば、地方の病院や地域医療がどうなるか、小学生でもわかるようなことを厚労省は予測できなかったのだろうか? このブログでも何度か問題にした診療報酬改定を道具とした看護師偏在の動きを厚労省がようやく改める方向で動き出したと朝日新聞が報じた。
厚労省は中小病院や地方の病院はつぶれたらいいと考えていたのだろうか。それともフィリピンから大挙して地方の病院に看護師がやってくると予想していたのだろうか。日本の看護師の待遇ではフィリピンからも来ないらしいけど。 . . . 本文を読む
11月12日付けの朝日新聞社説は「巨大銀行 公的資金は
生きたのか」と題して、不良債権問題が事実上の幕を降ろした
ことを報じていた。しかし、その社説の内容は、金融や
銀行の問題が解決して建設的な方向に向かっているという
ものではなく、むしろ、公的資金を注入して建て直しを図った
7年間で銀行業界は結局のところ何も変われなかったのでは
ないかと疑問を投げかけるものであった。
多くの人が、その社説の論旨に頷いたのではないかと思う。 . . . 本文を読む