義経「堀川夜討」は最初あまり期待していなかった。
北条政子が内々に企てた義経暗殺計画で、一部の暗殺者が
義経達を襲って小競り合いになるというだけの小休止的な
ストーリーが中心と思っていたからだ。
だが、このドラマ一話一話が本当に一本の映画のように綿密に
作られている。ストーリーとしては鎌倉からの秘密の命を受けた
土佐坊昌俊らが義経暗殺を計画し、その計画を事前に察知した
朱雀の翁らとその連絡を受け . . . 本文を読む
今朝の朝日新聞に小泉内閣の閣僚通信簿という特集記事が載っていた。
尾辻厚生労働大臣の成績を記載しておきたいが、その前にちょっと前置きを。
以前にも書いた事があるが、小泉首相の仕事の中で高く評価されるべきことの
一つは「閣僚に責任もって仕事をする体制を作った事」であると思う。
今朝の閣僚通信簿は、各記者の絶対評価ということで独断と偏見が
入っているかもしれないが、竹中平蔵経済財政・郵政民営化担当相 . . . 本文を読む
先週、時代祭りも終わって、京都もいよいよ秋です。
鴨川沿いを歩いたり、自転車で走ったり、自動車で通り過ぎたり
していると、とても清々しい情緒を感じます。
特に出町柳(今出川通)から丸太町にかけての
鴨川沿いの景色は、この秋の時期、素敵です。
川に沿った並木の紅葉と、遠くに望む北山のたたずまい。
鴨がなぜかせわしなく飛び回ったりしています。
そろそろ、冬の風物詩、ゆりかもめがやってくるころだと
. . . 本文を読む
諮問会議と小泉首相はやはり強気で国民負担を増やす方向に
突っ走りそうです。31日に内閣改造を前倒しすると発表が
ありましたが、<主役>厚生労働大臣はどうなるでしょうか?
今朝の朝日新聞にも財務大臣の次ぐらいに厳しい踏み絵を
小泉首相が新大臣に課すのではないかと書いてありましたから
このポストは注目です。
医療制度「5年間の短期施策を」 (産経新聞) - goo ニュース
医療制度「5年間の短期 . . . 本文を読む
本木、奥菜、瀬戸、要の4人はよく演じていると思う。
奥菜に送られてきた結婚式の請求書をめぐって、要には
断られ、本木に回り、瀬戸の意味深な助言もあって本木と
要が交渉するということを軸として話が進んでいく。
その中で、本木と奥菜の距離が縮んでいき、一方、瀬戸と
要も以前からのつながりを背景につばぜり合いが繰り返される。
本木の本の装丁の仕事がうまくいかなかったことと、
ガラス職人の奥菜の作品を装 . . . 本文を読む
長い文章になるので最初にごく短く要約する。
【要約】 諮問会議などが要求している診療報酬下げに対して日本医師会は3%増を
要求している。その要望書を読み、背景を知ると確かにその要望は妥当である。「自
己決定」「人間性の尊重」「専門技術の恩恵」などの観点から医療の人件費を減らす
ことは時代に逆行するぐらいの覚悟がいる。しかし、一方で診療報酬全体の比重を検
討すれば、削減の余地はある。それを医療関係 . . . 本文を読む
診療報酬明細書(レセプト)を電子データ化することで「医療費」の
情報公開が進み、経営が透明化される可能性があります。また、当然
IT化により事務作業に要する費用のコスト削減が期待できます。
これに代わって、コストを分析する人員は増強する必要が
あるでしょうけれど、能率的な運営が出来れば結果として
良い医療を安く受ける事につながると思います。
レセプト、電子データで提供 支払基金方針 (朝日新聞) . . . 本文を読む
医療制度改革のドラマは日々攻防が続いているので、目が離せません。
日本経団連評議員会副議長の西室泰三氏という方も役者として
覚えておくことにしよう。先日お書いたようにこの改革の主役を
求めて次の内閣改造で厚生労働大臣が決まるまでが、このドラマの
第一部だと見ています。
さらに抑制求める声も 社保懇、医療改革試案で (共同通信) - goo ニュース
さらに抑制求める声も 社保懇、医療改革試案で . . . 本文を読む
このドラマ、出だしは好調のようですし、一番期待していた
秋ドラマなのですが、早速2回目にして個人的には株価急落傾向
という感じです。
弟役の森山未來がいつまでたっても歌手のさだまさしに見えて
気になります。伊東美咲には注目していますが、可もなく
不可もなくという感じでしょうか。あまり話題には
ならなかったし、見に行かなかったけれど映画「海猫」は
それほどその後も話題にならないところをみると今のと . . . 本文を読む
今回の異端のメスはドクターハラスメントという言葉を提唱した
外科医古屋繁裕氏の死の場面を描いたドキュメントだった。
非日常こそ医療の真髄と題して緊迫した医師の判断と対応を描いた
ドキュメント、しかもそこで「くも膜下出血」に倒れるのが
人道的で情熱の外科医古屋氏ということもあって名文だが
8回目の鋭く医療の矛盾を描く南淵流に惚れ込もうとしたところ
9回目は大衆作品、10回目はドキュメント作品になっ . . . 本文を読む