【松風天満宮】
天満宮の名を冠し、鳥居までありますが、実際は知恩院系列の「松宿院」というお寺。知恩院は浄土宗の総本山です。松風大僧正という高僧が、徳川将軍家の庇護を受けて寛永年間(17世紀前半)にこの寺を中興するにあたり、平安末期の漂泊歌人西行法師が筑紫観世音寺で感得したという伝承を持つ天神像に大伽藍造営を祈願ました。そして事業成功後、知恩院境内にこの天神像を祭りました。「松風」の名はむろん彼の法名に由来しますが、「松宿」の名前も「松風の宿」の省略形なのだとか。 明治の神仏分離令で廃絶・分離移転してもおかしくなかったのですが、中興の祖ゆかりの天神様をむげにできなかったのか、神仏習合状態のまま現在に至っています。そのため、お寺なのに初天神を行うそうです。
<狛犬>
拝殿前に鎮座する陶器の狛犬の形相は恐ろしい。専門家のあいだでは京都府で一番怖い狛犬との評価。
JR京都駅から市バス100、206番で知恩院前下車、東へすぐ、知恩院三門への道途中です。
その他の狛犬めぐりはこちらからどうぞ
さらにメルマガでは狛犬めぐりを詳しく解説しております。12月は京都のご利益さんです。この機会に是非ともご登録お願いします。
天満宮の名を冠し、鳥居までありますが、実際は知恩院系列の「松宿院」というお寺。知恩院は浄土宗の総本山です。松風大僧正という高僧が、徳川将軍家の庇護を受けて寛永年間(17世紀前半)にこの寺を中興するにあたり、平安末期の漂泊歌人西行法師が筑紫観世音寺で感得したという伝承を持つ天神像に大伽藍造営を祈願ました。そして事業成功後、知恩院境内にこの天神像を祭りました。「松風」の名はむろん彼の法名に由来しますが、「松宿」の名前も「松風の宿」の省略形なのだとか。 明治の神仏分離令で廃絶・分離移転してもおかしくなかったのですが、中興の祖ゆかりの天神様をむげにできなかったのか、神仏習合状態のまま現在に至っています。そのため、お寺なのに初天神を行うそうです。
<狛犬>
拝殿前に鎮座する陶器の狛犬の形相は恐ろしい。専門家のあいだでは京都府で一番怖い狛犬との評価。
JR京都駅から市バス100、206番で知恩院前下車、東へすぐ、知恩院三門への道途中です。
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