某放送局での待ち合わせまで少々時間があったので、これはチャンスと
向かいにある道庁の池を散策。ここに来たのは、紅葉の美しかった昨年の
晩秋以来だった。
池にはマガモのカップルたちが気持ち良さそうに泳いでいるが
道庁敷地内の木々はまだ裸で、芝生の緑もまだ心もとない。
実は、ここに来たのには目的があった。
そろそろ冬眠から覚めた、ある生物を探しにきたのだ。
池の縁を目を凝らしてゆっくりスライドしていくと・・・
対岸の大きな木の切り株の前にそいつが居た!
気づかれると池に潜られてしまうので、ゆっくりと切り株の
後ろからそっと近づいた・・・・
ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)だ!体長は20センチ程だろうか。
これまで目撃した中では小さい部類に入る。ちょうど昨年の夏に家出した
我が家のミドリガメ「カメキチ」と同じくらいだろうか。
こちらの気配に気づき、この後すぐに池の中に・・・
この池に生息しているカメたちは、飼育放棄で遺棄されたのカメたちだ。
先日行った宮島沼の観察センターには、ごみステーションに捨てられていたという
ミドリガメが飼われていた。悲しい話だ。カメたちには何の罪もないだろう。
良く考えると、家出をさせてしまった自分にも罪がある。
カメキチが生き延びたとしても生態系を崩してしまうことになるからだ。
玄関先には、カメキチがいつ帰って来てもいいように、フタを開けた
プラケースを置いている。
歩道の脇には、まだこんなに雪が残っているが、道庁にも
春が確実にやって来ていた。
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でも、うちのカメと見た目が違います。
なんか、精悍な姿で、厳しい環境でがんばって生きてますって感じがしますね!
私は色んな所で見ています。
創成川、安春川、生振大橋付近、茨戸耕北川、発寒川など。
クサガメも同様。
ミシシッピーアカミミガメが、こんなに大きくなって
長生きすることも知らないまま飼ってしまう人、知らせないで
売ってしまうショップにも責任があると思いますよ~。q(°o°)p
こういう飼育放棄の増加で、弱い日本の野生のイシガメが
激減しちゃったり・・・。
本当に残念なことですよねー。。(>_<)
以上に鈍く、近寄っても逃げる気配がなかったんですよ。カラスにやられないか心配でした。