川越雑記帳2(川越見て歩き)

47-3 氷川神社

「さらに東進する。左側の野村酒店を左折、まっすぐ進んだ突き当たりは氷川神社である。」


 薬師堂から600mほど行くとY字路があるので左へ入る。
100mほどでやや右手に松の木が並び、その中に神社の社が見えた。
松の木はそれほど大きくなく、こじんまりした神社である。


 幟旗を立てる石柱の後ろに石の鳥居があり、その奥に社殿があった。
「この神社は荒川堤防の中にあったものを、大正4年に現在の地へ移して飛地境内神社としたもので、古谷本郷上組の者が崇敬している神社である。」


 社殿の前には、高い基壇の上に狛犬があった。
「境内には浅間神社、御嶽神社などが祀ってあり、講中が建てた石碑も建っている。また古谷本郷かた東京へ出て成功した粕屋利三郎氏の奉納した狛犬一対と記念碑「利昇庵主之碑」がある。」


 神社入口の角に建っているのが「利昇庵主之碑」であった。


 その脇には、道路側を向いて庚申塔があった。


「すぐ隣りに建っている千手堂公民館は、その名のとおり、もと千手堂があった。本尊の千手観音の木像は約二尺の立像で、現在は灌頂院で保管している。」
境内には赤い屋根の末社があったが、その後方に千手堂公民館が見えた。

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