府川自治会館から川越栗橋線に戻る。
交差点を渡ると、直ぐ左前方に火の見櫓が見えた。
三本脚で、上部に行くほど急激に細くなっている。
そのため、物見台部分は狭く、縦に細長くなっている。
屋根も小さな六角形で、尖った感じになっていた。
角の髭は、府川同様軽くカールしていた。
屋根の尖端に風向計はなく、何か形の分からないものが見えた。
櫓のそばへ行って見ると、右奥に鳥居が見えた。
火の見櫓は、藤宮神社の参道入口に建っていた。
そこを通り過ぎてから振り返って見ると、屋根の尖端が折れ曲がっていのが分かった。
屋根のサビもこちら側のほうが目立った。
この道をさらに東へ進むと、谷中の火の見櫓の所に戻った。
近くを一周して５つの火の見櫓をみたが、状態にはかなりバラツキがあることが分かった。
