シラサギの餌を探して、用水路を辿ってみることにした。 水路の水は全体に少なかったが、橋の近くになると水量が増した。 その水面全体にばらまかれたように小さな虫がいた。 私が近づくと、スイスイと動き回る。 子供のころ良く見た、アメンボの群れであった。 アップで撮った写真を見ると、主に4本の足で体を支えている。 その足の先端部分の水面がすこし窪んでいる。水の表面張力を利用して、水に浮いていることが良くわかる。 自分の撮った写真でこの事を確認できたことが少し嬉しかった。