藤原清正(ふじわらのきよただ) ?~958年 藤原兼輔の子。従五位上紀伊守 子の日しにしめつる野辺のひめこ松引かでや千代のかげを待たまし(『新古今集』) 子の日の祝いに引こうと思っていた姫小松だが、やはり根引きするのはやめ、千代の松として生い育ち、豊かなかげを落とす日を待つとしようか。