川越雑記帳2(川越見て歩き)

三十六歌仙額32・清原元輔


清原元輔(きよはらのもとすけ)
908~990年
清原深養父の孫、清少納言の父。従五位上肥後守。『後撰集』の撰者。当意即妙でユーモアのある人物と伝える

秋の野の萩の錦をふるさとに鹿の音ながらうつしてしがな(『元輔集』)

萩の花に錦のように覆われたこのめずらかな情景を、鳴く鹿の声もろともに私の住む里に移し替えたいものだ。

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