川越雑記帳2(川越見て歩き)

線路際 見知らぬ花と 西武線(ヘラオオバコ)


踏切の少し手前で警報器が鳴り出した。

踏切に近づきながらふと右の方を見ると、線路際に見なれない地味な花が咲いていた。



長い茎が何本も上に伸び、その先端に細長い固まりがあり、そこにポツポツと白いものがある。

近づいて観始めると、脇を青い帯の西武線の電車が通り過ぎた。



2株ほどが並んでいて、それぞれ葉は下の方で広がっている。

その中心から、多くの茎が長く伸びあがっている。



先端は細長く、下の方は茶色で途中に白い花がまとまって付いている。



その花の上は黒っぽく、白い毛のようなものが見える。

下の方から徐々に咲いて来て、いまはその途中のようだ。



家に戻って図鑑を見ると、名前はすぐに分った。

ヘラオオバコ。

名前の通りオオバコのなかまで、外来種だという。


オオバコは懐かしい草だが、最近では見た記憶がない。

踏まれても踏まれても、固い地面にしっかりと根を張り、容易には抜けなかった。

そんな雑草中の雑草のようなオオバコだが、背の高い草が多くなると生存が難しいようだ。


後日、別の所でもこのヘラオオバコを見つけた。

いつも通る道だが、今までは気にならなかった。

オオバコは見なくなったが、このヘラオオバコは、生きる場所を見つけたようだ。

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