その先に、公園のような所があり、階段の上にフジ棚のようなものが見えた。
迂回してその正面の道に出た。
道は赤レンガの坂道で、関越道に向かって登っていた。
先ほどのフジ棚のように見えた所は、柱に囲まれた広場になっていた。
やはりフジ棚のようであった。
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その中央に少女の像が立っていた。
台座には「友を呼ぶ少女 さっちゃん」と彫られていた。
さっちゃんの後ろには、団地にあった白い塔が見えた。
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市境は、更に関越道沿いに進む。
反対側にも階段があり、その先に公園があった。
入口まで行ってみると、笠幡公園と書かれていた。
市境は公園の途中で左折し、関越道を越える。
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また、さっちゃん像のところにもどった。
関越道を越える橋も赤レンガが敷かれ、上にはアーチが架けられていた。
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その橋から関越道をのぞいた。
向こうに橋が見えたが、市境はその橋との中間辺りを通っているはずであった。