川越雑記帳2(川越見て歩き)

アオサギやハシビロコウに似たるかな(新河岸川)

一斉に飛び立ったカモの群れは、滝下橋の工事に伴って新設された歩行者用の橋の下にいた。

水面に泳いでいるものが多いが、岸に上がっているものも見える。



滝下橋を渡って対岸行く間に、群れの多くは岸へ移動していた。



岸のカモ達は、草の上で思い思いの姿勢でくつろいだ様子をしていた。



カモの群れに気をとられていたが、こちらの岸に白っぽい大きな鳥がいた。

滝下橋の上からも見えていはずだが、じっとしているため気付かなかった。

その鳥は岸辺に立ち、たたんだままの翼を横に広げている。



少しして、広げていた翼を閉じて体につけた。

翼の広げた状態だと、全体に白いが灰色も混ざり、頭から体にかけてと翼の一部に青い筋が入っている。

最初は何か分からなかったが、首をすくめたアオサギのようだった。



その鳥は頭を体の中に隠し、卵のような形になった。



と思ったら、すぐに翼を広げながら頭を出した。まるで、いないいないばあっをしているようだった。



こちらの岸にいて割と近いのだが、私の方を気にする様子はない。

それどころか、目を閉じてうっとりしている。

完全に日向ぼっこをしているとしか思えない。



少し先へ行き、後ろ姿を見るとやはりアオサギだった。

頭の後ろにある青い飾り羽がはっきりと見えた。



普段アオサギをじっくり見ることはないが、この日はその姿を色々な角度から見ることができた。

それにしてもこのアオサギは落ち着いたもので、また脇を通ったが全く動かなかった。

もし川の中でじっとして獲物をねらっていれば、ハシビロコウに似ているかも知れないが、迫力は大分違う。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「川越動物誌」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事