時には坂下の交差点あたりまで続いていることもある。
ところが、今年はは1台も並んでいない。
右手に数人の警備員がいるが、来た車を直ぐに駐車場へ誘導しているようだ。

山門の右手には「本堂参拝入口」と書いた看板が立てられている。
この看板は去年もあったか記憶にない。

山門を潜ると、参道の両側には何もない。
例年であれば、ずらっと露店が並んでいる。
暮にも準備していなかったので、そのままの状態である。

北側の参道には露店が並んでいた。
暮に見たときは、まだ準備を始めたばかりで白布を掛けた台だけが並んでいた。

多宝塔脇のだるま納め所は、囲いと社はすでに撤去されていた。
いつもなら、多くのだるまが山積みになっている。
今は、大小2つのテントで受け付けているだけである。

本堂の前には、参拝者の列が出来ていたが、1列だけであまり長くはない。

本堂右手の破魔矢とだるまの販売所も、暮に見たとき数は変わらない。

鐘楼門の方へ続く参道の左右に、だるまの販売所がある。
左手には3つほど並んでいるが、店員が手持ち無沙汰にしている。

その先に食べ物を売る露店が、やはり3つほどあった。

反対側の慈眼堂下にも、同じ数のだるまの店が並んでいた。

この手前に間をあけて2つほどポツポツと食べ物の露店があった。

参拝者の列の左手は、破魔矢を売る店だけがあった。

どろぼう橋の両側の柵は、一時的に撤去されていた。
橋の外から見ると、「自転車進入禁止」と「混雑時 出口専用 山門よりお入りください」と書いた看板が立てられていた。
これで、山門の看板の意味が分かった。

その少し先にも看板があり、「今年度はコロナ対策の為 山門からのみ入場できます 全て一方通行になります」と書いてある。
3日はどれほど混雑していたのか分からないが、うっかりここまで来てしまった人は、右にしろ左にしろかなり大きく迂回する必要がある。

いつもなら、参拝を終えて新しいだるまを持った人と、去年のだるまを抱えた人がすれ違って混雑していたはずである。
混雑した所はあまり好きではないが、早くそういう状況になることを祈った人が多いと思う。