昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記します。
独壇場 (どくだんじょう)
ある人だけが自分の思うままに活躍できるところ、一人舞台とも言う
本来は独擅場(どくせんじょう)と書き、「擅(せん)」は「ほしいままにする」の意味です、
しかし字形が「壇」に似ているので「擅」を「だん」と読み誤り、
今では「どくせんじょう」と言う人居ないだろう、
「日本ではあの分野の評論と言えば彼の独壇場でしょう」など。
万死に値する (ばんしにあたいする)
何回も死ぬのにふさわしいほど罪深いこと、
「その行いの罪は万死に値する」のように使う、
この言葉は昔から有るが、最が、近では石原慎太郎東京都知事が、
北朝鮮との外交交渉に当たっている外務省の役人を非難して、
彼がやっている交渉は売国奴的なやり方で、罪は万死に値すると言ったり、
いろんな政治家が いろんな場面でこのフレーズを使うようになった。
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