KAZUの雑記帳

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日本の暦 七十二候ノ42候

2014年09月02日 14時27分14秒 | 日本の暦

季は秋、 季節は初秋、 24節季は処暑      

42候=禾乃登 (こくものすなわちみのる)  いよいよ稲が実るころです

新暦9月2日~9月7日の6日間 

風物詩

「季節」 禾乃登 : 「芒種」のときは、穂先の毛をあらわす「芒」。どちらも「のぎ」と読みますが、「禾」は実った穂を形ちどった象形文字です。

「植物」 藤袴(ふじばかま) : 秋の七草のひとつでもある藤袴は、日本各地に広く分布し、万葉の時代から親しまれてきました。「万葉集」や「源氏物語」などの文芸作品にも登場してきます。しかし最近では環境の変化もあり、その数は減り続けています。環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧種にも指定されています。

「虫」 赤蜻蛉(アカトンボ) : 「赤蜻蛉」は、胴が赤くなる蜻蛉の総称です。「秋茜(アキアカネ)」「夏茜(ナツアカネ)」「深山茜(ミヤマアカネ)」など、たいてい、気温が下がってくると、雄だけが赤く色づいてくるのだそうです。黄金色の稲穂がそよぐ夕暮れ時。茜色の空を背景に、赤トンボが群れ飛びます。日本人の宝です。

     蜻蛉(トンボ) : 赤蜻蛉にかぎらず、蜻蛉は秋の象徴。かっては様々な蜻蛉が飛び交い、実際に蜻蛉の楽園でもあったのでしょう。それが現在、「馬大頭(オニヤンマ)」「塩辛蜻蛉(シオカラトンボ)」「羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)」「糸蜻蛉(イトトンボ)」など、おなじみの蜻蛉たちの姿がどんどん減っているといわれます。

「花」 コスモス : コスモスの和名は「秋桜」。メキシコ原産で、日本には、幕末から明治時代に渡来したそうです。すっかり日本の風景に溶け込んで、秋を代表する花になりました。 

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