文藝春秋の元東電職員告発記事に依ると、311本震で原子炉スクラムし直後に炉内流量がゼロになったそうです。炉内流量ゼロ=電源が有るのに復水器停止=主要弁の自動閉鎖=津波前に直流系喪失です。1基だけか4基全てかは分かりません。津波到達前に炉心異常が起こった事になり、政府や東電の事故分析と異なります(私説)。
(東芝エネルギーシステムのサイトの画像から引用)
直流電源喪失は公式には津波到達が原因とされて居ます。
(東芝エネルギーシステムのサイトの画像から引用)
恐らくは原子炉建屋に直流系の蓄電池と直流系非常用配電盤が有る模様です。原子炉建屋(或いはタービン建屋や中央制御室など)が万一崩壊すれば、直流系を喪失する可能性は高そうです。
(中部電力のサイトの画像から引用)
直流系の蓄電池は車より大型な鉛電池の様です。地震による揺れでは壊れそうにありません。原子炉から水漏れし漏電でもしたのでしょうか。直流系が地震の揺れで故障するのは考え難いのです。誤操作で切断したのか、意図的に切断したのかと勘ぐってしまいそうです。蓄電池が揺れでは破壊されないとすると、何が原因で揺れだけで直流系が破壊されたのでしょうか。直流系の配電盤や配線が揺れだけで破壊されたのでしょうか。だとしたら幾らバッテリーを増やしても、発電車を準備しても役に立たない事になります。空爆や爆弾テロで直流系が寸断されれば、核爆発一歩手前まで進みます。原子力空母の原子炉付近に海水が漏水すると直流系配線を喪失する可能性が有ります。交流系配線も喪失したら核爆発し、神奈川や東京、或いは更に千葉や埼玉は帰還困難区域になりそうです。不沈空母も放射能漏れしたら終わりです。XXXXXXXXXXX、原発はお粗末です。逆から言うと、津波到来程度で、密室内に在る様な蓄電池が喪失するのでしょうか。津波到達前に全てのドアを閉鎖しなかったのでしょうか(私説)。