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ツノクラゲ

2017-04-12 17:44:35 | クラゲ
有櫛動物門のクラゲは体に櫛板と呼ばれる構造があるため、クシクラゲとも呼ばれます。
一部の種を除き、毒針を持っていないので刺される心配がありません。

宿毛湾で見られる代表的なクシクラゲの一つがツノクラゲです。
冬から春にかけてたくさん出てきます。



ツノクラゲ
体長は10cmほどで、大きいものは20cmを超えます。
からだに角状の突起がたくさんみられます。



ツノクラゲの幼クラゲ
体長3cmほどです。大人と比べ、トゲトゲは控えめです。


去年は潜水調査中にたくさんのツノクラゲに出会いました。



海中に漂っている透明な物体は全てクラゲです。


ツノクラゲは体が脆く、崩れやすいのできれいな状態のまま採集することがとても難しいです。
また、標本にするとバラバラになってしまうため、美しい姿は生きているときにしか拝めません。
せめてきれいな写真を残しておきたいものです。としの


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