ちびちび日記

りんごっち(ひろはるママ)の普通の日常をつづった日記です。最近またちょっとだけ更新頻度上がりました。読書リストなど

原作と映画

2012年06月26日 | BOOK
久々にBOOKカテゴリーでブログ。と言っても読書をした訳ではない。
週末に地上波で放送された映画『八日目の蝉』
原作を読んで感動したので、ぜひ映画も見たいと思って録画した。
最初、日曜のひろお昼寝中に見始めて冒頭の5分くらいで『う~んなんか違う』と思ってしまい、1度見るのをリタイヤ。
昨日再び『せっかく録ったし』とひろのお昼寝中に観賞再開。
話が進むにつれ、引き込まれて行った。
3回くらいは泣いた。
原作を読んだのはひろを出産する前だと思うけど、子を持った今感じるモノは違うかと思ったが、変わらなかった。
ただ原作はもっと深くて長かった。あれを映画の枠に収めるにはこぼれ落ちてしまうエピソードが沢山になってしまうのは仕方ないか。
2人が一時的に過ごす施設内の話なんかもうちょっと長いのに。
そこに葛藤や迷いがもっとあったハズ。決して幸せなだけじゃなかったのに。
って内容を知らない方には意味不明な話ですよね
まだ見たことないヒトには絶対に原作で読んで欲しい。
井上真央ちゃん&永作博美さんの配役は良かった
小池栄子さんもなかなか。

私は特に逮捕されてしまう時のキワコの台詞が好き
『この子は今日まだご飯を食べてないんです宜しくお願いします』だったかな?
言い回しは多少違うかもしれないけど。
この一言に母性が集約されている気がする。
ここで一気に泣いちゃった。

改めて考えるとタイトルの意味は深い。
原作者の角田光代さんのタイトルセンスに脱帽しちゃう。
感じ方はヒトそれぞれだと思うけど。
誰も経験したことのない特殊な世界。そんな中でも普遍的な親子の絆(ニセモノだけどね

『三つ子の魂百まで』って感じかなー。それとも『産みの親より育ての親』

あとは『愛された記憶があればヒトは生きて行ける』って感じかなー。
カッコいい言葉で言えば


映画を見終わって、やっぱり読書ってイイなと思った。
映像で一気に見るのもイイけど、想像しながら自分のペースで読み進める読書も好きだ。
今回の映画は読書中に想い描いた景色が実写となって見れた感じ。映像的にはイメージ通りで満足だった。
島の風景や海や港の感じなど。
(ただ残念なのはやっぱり一時的に暮らす施設のイメージが…ビミョーに違ってた。)

今は育児に手一杯だから無理だけど、いつか落ち着いたら読書は再開したい。
いつになるのかな~?


ちなみに我が家のデッキにはもう1つ映画が溜まっています。
それは『ゴールデンスランバー』
録ったのは約半年前
冒頭20分くらいは観賞済み(笑)
ひろが昼寝から起きて来て途中で止まっている。
こちらは原作は読んでないが、大好きな伊坂幸太郎さんの作品。
早めに見たいなー。でもいつになるやら(笑)
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