goo blog サービス終了のお知らせ 

ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

『バスルームの中』 ブリュー・ミュージアムショップ 佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年10月22日 19時51分29秒 | owarai
【コラム:】
たった一人の夜のバスルーム。
読みかけの本や飲み物を持ち
込んでバスタブに身を沈める。

夜更けのバスルームは、朝、歯
を磨き、顔を洗う空間とも、昼、
洗濯をし、化粧を直す空間とも
異質のものだ。

“日常”の中にありながら、“生
活”とはかけ離れている。

夫以外の男と午前零時に重ねる
グラスの氷のように、溶け合い
そうでとけないコップの中の時間。

捕らえどころのない不安と、掴み
どころのない安らぎがごっちゃに
なって・・・。

そのうち頬は上気し、動悸が激し
くなり、要するに、のぼせたのだ。
扉を開ける。

廊下を挟んで、寝室と居間が見通
せる。あれ、そこからは急に別次
元の世界に迷い込んだような気が
した。

生活という昼がうずくまり、夜が
横たわっている。

「殺しのドレス」という映画の冒
頭。アンジィ・ディキンスンが、
湯気で曇ったガラス張りのシャワ
ールームで、隣室の男に微笑む
シーンがあった。もうもうと立ち
込める湯気のおかげで、女の体は

妙に実在感がなく、そのくせ、毛
穴のひとつひとつまで開いている
のが分かるほど、生々しかった。

まさにサスペンスの始まりに相応
しい、ミステリアスな場面だった、

などということを何の脈絡もなく
思い出したりして・・・・・。



60体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』

『言葉を捨てることにより、』ブリュー・ミュージアムショップ 佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年10月22日 17時00分52秒 | owarai
【コラム:】

言葉を捨てることにより、
明瞭な答えを
得られることもある。

あなたは言葉によってこの世界を
体験している。あなたに向かって
発せられた言葉や、あなたが発した
言葉で喜んだり悲しんだり怒ったり、

ジェットコースターのように想いが
上下する毎日を過ごしているのでは
ないだろうか。

内的な言葉であっても、声に出した
言葉であっても、書いた言葉であっ
ても、あなたはつねにこの現実を
言葉によって構成した体験している
のだ。

でも、とても大切なことをひとつだ
けを覚えてほしい。それは、あなた
が本当は言葉を介さなくてもこの
世界を直接感じ取ることができる
ということを。

本当に大切なフイーリングは言葉
に置き換える必要などないという。

そう、沈黙は場を制す。


60体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』

『新しい発想は、たいてい常識のワクの外にある』ブリュー・ミュージアムショップ 佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年10月22日 14時00分52秒 | owarai
【コラム:】

私たちの世界は人間同士の暗黙の
合意や約束によってできている。

恋人同士の合意やグループ内の合意、
会社内の合意や地域社会の合意など、
いろいろなレベルの大小の合意が大
きな織物のようになって、今という
時代を形つくっているのだ。

合意単位のなかでは深刻で重苦しい
約束事も、ちょっと思考のワクを
外に拡げてみれば、それに拘束され
ていた自分が小さく見える。

だから、もしあなたが人生に行き
詰まったと感じたときには、遠慮
なく合意という常識の外に出てみる
といい。

案外人生が軽やかなものであること
にあなたも気づくはずだ。

どんなに賢いアリも、巣の外に出て
みなければ、自分という存在のちっぽ
けさに気づくことはない。

60体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』



『自分の将来をはかるひとつのモノサシ』ブリュー・ミュージアムショップ 佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年10月22日 10時46分59秒 | owarai
【コラム:】

いまはお笑いブーム。
ただし、そのブームにのっ
て、終始のようにテレビな

どに顔を出している”売れ
っ子”はすべての中のホン
の一握りでしかないだろう。

相撲社会において、全力士に
占める”関取”のパーゼンテ
ージよりも、もっと少ないにち
がいない。

このような売れっ子になれる
条件は何か?

「ネタはもちろんたいせつ、しか
し、漫才の七割は人間性がき
める」のではないだろうか。

「人柄がいい」こと、影で苦労し
ながら「できた」になった気がす
る。

自分自身も”落語家”のなりそこ
ないだが、見習いたいものだ。

60体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』



『美しくなる魔法の呪文』 ブリュー・ミュージアムショップ 佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年10月22日 04時31分35秒 | owarai
【コラム:】
美しいとか、美しくないとか、
生まれつきの顔だちのことを
言ってもしょうがない。

ある少女は、醜い女の子だった。
彼女の母は顔をみるたびに、こう
言った。

「あなたはきれいじゃないから、
しっかりと手に職をつけておきな
さい」

幼いころの彼女は、おおげさでも
なんでもなく一生お嫁のもらい手
がないだろうと、ひたすらおびえ
て過ごした。

美ししくない少女は、しかしだれ
よりも人に愛されたいと切望して
育っていった。

それからいっきに時が飛ぶが、三
十三、四歳のとき、ある男(ヒト)
が話の途中でふと言葉を止め、彼女
の顔をつくづくとみて、

「あなたは美しい女性ですね」

と言った。冗談だとすればずいんぶ
ん失礼だと鼻じろみ、
「悪い冗談ですね」
と声に不機嫌さがでた。

「あなたは美しい」という言葉が、
棘のように彼女につき刺さっていった。
それ以後というもの、彼女のなかに
美しきトゲとの、たゆまぬ闘いが
始まったのである。

彼女は彼が残していった言葉の魔力
に、すっかりからめとられてしま
ったのだった。

実際、言葉は魔力であった。
彼は魔王だったかもしれない。

あなたは美しい、と言う言葉を、
彼女は呪文のように、毎朝、毎晩
鏡のなかに向かって繰り返すように
なっていった。

あなたが、彼女にかわり、私は
美しい?という問いかけになり、
もしかしたら私は美しいかもし
れない、という希望にかわっていく。

自分に彼女が暗示をかけ始めたころ。
なにが異なるかというと、眼に力が
宿ったような感じ、表情もひきしまっ
てくる。

そしていま、年齢を重ね自分の顔を
つくづく眺めながら、彼女はいい顔
になってきたと思うのだった。

自分なりにいい顔という意味である。
時間をかけて魔法がきいたのだ。


60体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』