法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

横綱の品格

2008年05月26日 23時04分12秒 | 日乗

千秋楽のむすびの一番、勝負が決まった後の両横綱の態度が「横綱の品格に欠ける」と問題になっているそうだ。

先日も書いたことだが、モンゴルを初めとした外国力士が多くなっている現実を直視するならば、「国技」「品格」等々と要求するのはご無理なことと思います。

日本の若者だって、言葉や態度の淫乱れが言われている今日である。
また、日本人の大人の中に、親方衆の中に、横綱審議委員の中にも ?の方がいるのではと思うのです。

そろそろ、「国技」の呪縛をといて、柔道のように世界スポーツにすることを考えた方が良い時代にきているように思います。

 

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『一度も植民地になったことがない日本』

2008年05月26日 07時09分21秒 | 日乗

一昨日から読み始めた『地震がくるといいながら高層ビルを建てる日本』が面白くて、デュラン・てい子さんの前作を購入して読み始め、今朝も早起きをして読了した。

『一度も植民地になったことがない日本』
デュラン・れい子著  講談社+α新書 838円+(税別)

本書は、朝日新聞《2007年心に残った一冊》にも選ばれた作品だそうです。
本書にしても、前書にしても、なかなか題名の付け方が見事だと思います。
私も題名に惹かれて衝動買いしたものです。
もちろん内容も、ヨーロッパ大好きな私にはたまりませんでしたが・・・。

この前にも書いたかもしれませんが、著者のデュラン・れいこ子さんは1942年東京生まれ。文化学院卒業。博報堂に入社、コピーライターとして活躍後、スウェーデン人と結婚。スウェーデン オランダ ブラジルに住む。1977年英国国際版画ビエンナーレで銅賞を受賞。アーティストと活躍するかたわら、欧米の芸術家を日本へ紹介する仕事をしているそうです。

ヨーロッパに長く住まわれデュラン・れい子さん日本論・日本人論に、「その通り」「そうだそうだ」を連発しながら読み進めました。

次の一文を拾っておきます。

 See you someday,somewhere!「ではまたいつか、どこかで!」という、アーチスト同士の挨拶があります。感性を磨いていれば、国境も人種も超えられる。
 「英語を学べば国際人になれる」というものではないことは確かです。
 日本に帰ってきてヨーロッパを批判されると弁明したくなる。反対にヨーロッパで日本を悪く言われるとイライラする。でも事実は事実です。だからそれをしっかりと受けとめ、もし嫌なことがあってもユーモアで切り抜ける。それがインターナショナルなコミュニケーションのコツではないでようか。笑顔とユーモアは世界中に通用します。
 そのユーモアが生まれる源は、もちろん、ゆとりでしょう。

※アンダーラインは鈴木が引きました。

 

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