写真：［街に拾う］ “おしあい…”JR小岩駅前
長野市での聖火リレー。
先日のブログで、あの大きな赤い旗には「違和感を覚える」と書きました。
元同僚のSさんから、この記事対するコメント（メール）をいただきました。
Sさんの意見が大人の意見。グローバル時代の見識だと思います。
大きな赤い旗を振っていた中国人、留学生、関係者にもSさんの見識を学んでもらいたいものです。
聖火リレーのことです。
私もあの赤い旗には違和感を感じました。
私は３年間ですがドイツで生活をしました。
ベルリンマラソンに高橋尚子が来て優勝
そして世界最高記録を出しました。
その時は、沿道で応援をしました。
このマラソンには、市民マラソンなので
同僚も走りましたし、我が子も１０分の１マラソンにも出場しました。
日本人学校で、私は指導をしています。
我々は日本人として日本人を応援するのは当然のこと。
しかし、ドイツに住まわせてもらっているのだから
ドイツも大切にしないとねと。
片手には日本の国旗、もう片方にはドイツの国旗を持って応援しました。
またドイツのクラブボートチームに入っている同僚もいました。
その彼女は、日本では国体選手だった人です。
ドイツ人に混じって大会にも出ていました。
その時も必ず、ドイツの国旗と日本の国旗を持って応援しました。
そのことは、現地のクラブボート新聞にも掲載されました。
これって海外に住んだことがある外国人は気付くことだと思いますが、
いかがでしょうか。なぜ赤い旗だけになったことやら。
日本人学校派遣選考の時、
あなたは日本の国旗についてどう思うかと聞かれました。
私は日本の国旗を大切にするというお約束の返事をしました。
でも今は違います。
自分の国だけのことを言ったらダメです。
もしもう一度面接があったなら間違いなくこう答えます。
自分の国の国旗も大切ですが、赴任した国の国旗も同様に大切にしますと。
Sさんの言うように、日本中国の小旗、五輪の小旗位で応援してもらいたかったですね。
あの大きな赤い旗は、明らかに悪意が感じられます。
