そろそろ終わりそうなので見てきました。
『寄生獣 完結編』
前編がそこそこ良くできていたのでちょっと期待してたんですが・・・
前編ではイイ感じの端折り具合だったんですが、今回は原作既読が前提なのか?という感じでの荒っぽい構成が目立ちました。
市役所攻略戦と田宮良子の死を同時進行にするのは尺の都合もあるしアリだとは思うのですが、後藤さんの大立ち回りをカットしちゃったのでいまいちあのチート的強さが伝わらんのです・・
なのでラストバトルの絶望感がいまひとつ・・
いきなり出てくる放射性物質ってなんだよw
田宮良子の最後のセリフは原作通りなんですが、そのそれにいたる過程が原作とは違うのでなんかちぐはぐな印象は否めないです。
せっかくそう改変するなら最後のセリフもそれっぽく変えたらよかったのに・・
村野里美さんが超すごい。何を見ても動じず、新一君が何処にいようと探し当て、コレでもかと視聴者サービス!
・・・・・・・いや、そりゃネーだろwww
新一の心臓を修復した反動で一日に何時間かはミギーが完全に意識を失うのでその間は無防備。
そんな設定あったよね~
ともかく改変&端折った部分と原作どおりにしようとする部分がうまく繋がってない。
前編がそこそこ上手くいってただけに残念です。
やっぱりあの原作はすごく良くできてたんだなぁと改めて思いました。
春の小雨が降る中、梅田で鑑賞。
『アメリカン・スナイパー』
イラク戦争の伝説のスナイパー、クリス・カイルさんを描いたイーストウッド先生の新作です。
テキサスのカゥボーイ野郎だったクリスさんは9・11テロに衝撃を受けて軍に入隊。なんやかんやで精鋭部隊シールズの狙撃兵に・・
アメリカでは公開後右と左で大論争になったとかなんとか。
まぁクリスさんは伝説級で英雄的な扱いの方なので仕方無いとは思いますが、普通に見ればイーストウッド先生のコレまでのテーマである“戦場で心に傷を負った男の苦しみ”を描いた映画だとわかるハズなんですが・・
人は物事を見たいようにしか見ないってことですか・・
結末は実話なので最初っから知ってるワケで、戦場で病んで帰国後も心ここにあらずって感じのクリスさんがやっと新しい目的を得て回復してきたのに・・と思うと涙無しには見れません。
ちょっとダウナーな気分な日曜日です。
ということで週末鑑賞
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
アイアンマンシリーズの監督ジョン・ファブローさんが製作・監督・脚本・主演のコメディです。
というかほぼ自主映画?
グルメブロガーとのトラブルでロサンゼルスのレストランを首になったシェフのジョンさん。
そんなジョンさんに元奥さんが「実家のマイアミに行かないといけないんだけど息子の子守係りでついてきて」と・・
そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに感動。屋台でサンドイッチを売ってやり直そうと決心。
で、元奥さんの元旦那(ややこしいw)からボロいフードトラック=屋台の乗った車を譲ってもらってロスまで商売しながら息子と旅をすることになるワケで・・
サンドイッチ、美味しそうです
さらに旅の途中で立ち寄った土地のローカルグルメも取り入れて旅は続くのですが、同行の息子君がツイッターで実況したおかげで大繁盛w
その旅で成長する息子君。父としても成長するジョンさん。
王道かつ心温まるお話でした・・
お腹空きましたがw
ということで日曜日に見てきたわけですが・・
『プリデスティネーション』
「宇宙の戦士」で有名な ロバート・A・ハインライン先生の短編を映画化したものです。
余談ですが「宇宙の戦士」の映画版「スターシップ・トルーパーズ」は「3」が最高だと思います、個人的に。
ストーリーは引退間近のタイムパトロール隊員が追いかけ続けていた謎の爆弾魔と決着をつけるべく最後の任務に付くという話と、
自分の後継者として波乱万丈の人生を歩いてきた“青年”をタイムパトロールにスカウトするという話が同時進行します。
が、
・・・どう書いてもネタばれになりそうですが。
登場人物がめちゃ少ないですw
これ以上は書けねぇww
とにかくタイムパラドックスを突き詰めていくとえらいことになった。
という感じ。
雌鳥が先か卵が先か?
これにつきます。
なかなかの秀作。
原作も読みたくなりました。
元気出ろ~・・と思って鑑賞
『マッハ!無限大』
でも「仏様を返せ!」の「マッハ!!!!!!!!!」じゃ無くて「象は何処だ!!」の「トムヤムクン」の続編なんですよね・・
マッハ!!!!!はちゃんと「2」と「3」があるし。
まぁ「3」の制作時のごたごたでトニー・ジャーさんは色々困ったことになってご無沙汰してたわけですがw
ということでケチのついたマッハ!!!!!!!!!!!!!じゃなくてトムヤムクンの続編で再起を計ったということですかね。
で、ストーリーですが。
前作で取り返した子象と田舎で暮らす主人公ですが、またその象がさらわれます。
今回はカタナ国内戦の和平問題やら闇の格闘技団体やらインターポールやら暴走族やら絡んできますが
まぁ細けーこたぁいいんだよ
・・・・でも正直なんかアレです
格闘シーンは相変わらず素晴らしいんですが、集団でのバイクアクションシーンがなんか・・
CGやらクロマキー合成やらでしょぼくなった?
以前なら全部ガチでやってたろうに。
まぁ個人的には「チョコレート・ファイター」のジージャーさんが久々に拝めたので良しです。
久しぶりのブログ更新&円が鑑賞w
『KANO 1931海の向こうの甲子園』
去年台湾で大ヒットしたという映画です。
戦前の台湾で一勝もしたことが無かったのが鬼監督の下、一丸となって甲子園出場~決勝進出という大快挙を成し遂げた嘉義農林学校野球部のお話です。
もうスポーツ物の王道中の王道。そして実話w
しかも3時間の大作。
感想。
めっちゃ良かった~
3時間があっという間。
監督はもとより、チームメイトやその周囲の人々、果ては甲子園での対戦相手まで丁寧に描いているので感情移入しまくりw
しかも当時の台湾は日本統治下なので台湾映画なのに全セリフの9割は日本語。
普通に邦画を見ている感覚で見れますw
そして選手達が熱い!
どんな状況でも決してあきらめず最後まで全力を出す気迫がこれもう火傷しそうなくらいです。
しかも安っぽいセリフで言葉にするんじゃなくて行動で表現する様がもう最高!
以前見た「セデック・パレ」といい今作といい・・
台湾映画、侮れません・・・
去年後半からの怒涛の忙しさというか余裕無さで久しくPCで更新していませんでしたがさすがに正月休みで少し余裕がw
ということで年末から正月に観た映画の感想など適当に・・
①『ザ・レイド GOKUDO』
以前観たインドネシアの武術“シラット”の達人で映画撮ったらすごくね?というノリで作られた『ザ・レイド』の続編です。
いきなり前作のラストで死亡遊戯的高層ビルから脱出した主人公が指令を受けるところから始まるので、前作未見の人完全置いてけぼりw
今回はマフィアに潜入捜査で潜り込んだら日本のヤクザとかの抗争に巻き込まれてエライことになる、というお話ですが、そこはアレです。
刑務所での集団ドロレスやら、vs金属バット男やら、vsトンカチ二刀流女やら、vsシラット達人ナイフオヤジやらもう見所アクション満載ww
一見の価値アリアリです。
②『フューリー』
ブラピさんが第二次大戦のドイツ戦線でシャーマン戦車に乗って戦うお話。
とは言えよくある「USA!USA!」なのではなく、戦場のドロドロ加減をコレでもかという感じでぶつけてきます。
後半の悲壮感なんてもう半端ないです。
とりあえすタイガー戦車無双がエグイw
③「宇宙戦艦ヤマト 2199 星巡る方舟』
リメイクされて話題になったアニメ「宇宙戦艦ヤマト 2199」の新作劇場版です。
なので「彗星帝国編か!」と思ったらガミラスから帰る途中の番外編的お話。
正直DVDでも良いんじゃね?というボリュームです・・
まぁ敵が彗星帝国のガトランティスなので、今後に繋がりそうですが。
それよりもw
ガトランティスの皆さんに対してガミラス軍の方が「この蛮族どもめ!」と罵ってましたが、いざガトランティの旗艦の内部が出てくると・・
どう贔屓目にみても蛮族でした、本当にあr・・
彗星帝国編とかやるなら、どうすんだコレww
④『ベイマックス』
アメコミヒーローです。ビッグヒーロー6です。
が、そこはディズニー、あのゴツイカツイ「ベイマックス」がプニフワでメタボな感じの可愛いキャラに大変身ww
・・・これはこれで
⑤『寄生獣』
最近TVアニメにもなった漫画のアレです。
アニメは原作にけっこう忠実でよくできてるんですが、実写版はどうかと思って見に行ったんですが。
思いの外、良くできてました。
前後編の2部作構成で今作は前編なんですが、ストーリーや設定を変えたり削ったりしてうまくまとめてます。
まぁ新一とミギーの漫才的やり取り?というか軽い感じの関係はどうかとは思いますがw
CGも違和感無かったですし、後編が楽しみです。
さぁ明日から仕事だ・・
ガンバルぞ?
今週は出張やらなんやらでバタバタだったので、その前に景気づけで見てきましたw
『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』
スタローン兄貴の熟年アクション俳優大同窓会映画?の3本目ですww
ストーリーはまぁアレだ、あんま気にスンナ。
前回の敵役はヴァンダホーなあの方でしたが今回はこちら↓
世間的に「最低の男」の評判も高いメル・ギブソンさん。
そういえば「マチェーテ2」でも敵役でしたっけ。
なんというか、前作のヴァンダホーなあの方だったらスタローン兄貴の軍団相手でも戦えそうな感じはしましたが、正直今回のメルさんでは・・
メル・ギブソン、逃げてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
という感じが否めない・・
あとハリソン・フォードさんも出てきてましたが・・
お爺ちゃん?って感じが・・
こんなのでスターウォーズの新作、大丈夫か?
まぁとりあえず何も考えずに2時間ちょっと楽しめるので良しですがww
土曜日、仕事終わりで鑑賞。
『猿の惑星 新世紀』
前作の終わりで世界に広まった“猿を賢くして人間を殺すウィルス”が蔓延して人類が衰退しましたよな感じからスタート。
猿のリーダーのシーザーさん達は山奥で集落つくって暮らしてましたが、そこにある水力発電施設目当てに人間が現れたからさぁ大変・・
一部の猿からは「先制攻撃で皆殺しに・・」という意見も出ますが、戦争は割に合わないとわかってるシーザーさんは軍団を率いて相互不可侵を宣言しに行くことに。
こんな目にあったらワタシならチビッちゃうねw
まぁ結果からいえば逆効果だったわけですが・・
なんともその辺りがリアルな理不尽さというかやるせなさというか・・
猿も人間も一部を除いて決して積極的に戦争しようとしてたわけでないのに、ちょっとした行き違いやら不信感やらでおっぱじめちゃうのが・・
このあたり、現代社会を暗示しててなんともいえない気分になりますなぁ。
とりあえず続きそうな、というか続くように終わっていたし、続編も決定しているので・・
凄く楽しみです。
そういえば前作ほど話題になってないというか宣伝されていないような気がするのは気のせいですかね?