興奮冷め遣らぬ感じです。
『GODZILLA ゴジラ』
言わずと知れた怪獣王のハリウッド版です。
(ハリウッドでは一度映画化されてはいますが、エメリッヒ監督に愛がまったく無かったのでゴジラに似て非なるモノになったのでノーカウントです)
もう何を書いてもネタバレになるので書きにくいww
ですが言えるのはコレが1954年の初代ではなく、3~4作目辺りを意識して作られている感じ、というか下手したら初代の続編的?な意味合いの部分があるかも・・ということ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/54/229841d9f28bd7416a8d2b8a8ddb0ab1.jpg)
と言うのも、今回監督になったギャレス・エドワーズさんはゴジラに対して愛ありまくりな方。
ゴジラ映画の何たるかをものすごく理解されている感じです。
この方が以前制作した自分探しなご令嬢とダメ男が宇宙巨大タコさんの生息する南米を旅する怪獣ロードムービー「モンスターズ/地球外生命体」は低予算な中でうまくVFXと人間ドラマを織り交ぜ、本当にリアルな世界観を構築されておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/8b/6cea8accb9d1a63f28722079b3de054d.jpg)
(↑ モンスターズ/地球外生命体)
それが今回も上手くいっており、見ていて引き込まれます。
渡辺謙さん演じる芹沢博士という専門家の話も平行して進みますが、主人公のフォード君はあくまで一兵士として今回の怪獣騒動に巻き込まれていくという感じ。
必要最低限の設定的な説明は芹沢博士パートである程度示されますが、本当に一部だけ。(そりゃそうです、博士だってわかってない部分が大半なんだしw)
なので観客は巨大怪獣災害に巻き込まれて理不尽な目にあうフォード君に感情移入できます。
では人間ドラマ重視の退屈な映画なのか?
いえ、お金をたくさん使えるようになった監督さん、怪獣シーンも凄まじく充実。
もうね、わかってる人がお金使って好きにやるとこうなるのねw
ゴジラをこんなにかっこよく見えるなんて・・(一部ではメタボ・ゴジラとか言われてましたがw)
正直このゴジラにならホラレテモイイ・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/2f/d6daf558367c8d80de65226e5c4fe3df.jpg)
自分の中のゴジラ映画トップ3内にランクインしました。
最高です。
PS;続編制作決定らしいです。しかも今度は総進撃的内容。これが期待せずにおれようか、いやおれまい。