うなぎの話２

お付き合いの長い方には、釣りキチのイメージが強い僕ですが、最近趣味が増えて、めっきり釣りに行く回数が少なくなりました。
昨日うなぎの話を書いたので、今日はうなぎ釣りの話を書いてみます。
皆さん、うなぎが海で釣れるのをご存知ですか？
うなぎの生態は謎に包まれていますが、川魚として知られるこのうなぎ、実は海で卵を産むんです。それもかなり遠洋の、グァム島近辺だと言われています。
そこで孵化したうなぎが、海を泳いで元の川に帰って来ます。
そのときに、湾内や防波堤に住み着いてしまう個体がいるそうで、それが釣り人の竿にかかることがあります。
狙って釣るなら、川の河口や水の淀んだ潮通しの悪い防波堤などがポイントで、季節は夏。夜行性なので夜釣りで狙います。
餌はミミズ。畑や大きな石の裏にいるものでＯＫなので、経済的です。
一般的な投げ釣りの仕掛けですが、釣れると長い体をくねらせて絡まりやすいので、針は１本にします。
高松周辺では、春日川の河口や本津川河口などが有名で、海水と淡水が混ざり合う辺りがポイントとなります。
釣れれば間違いなく日本産のうなぎなので安心です。
夏の内に是非お試しください。
体が濡れてさえいれば、陸地を移動したり、切り立った崖を上ったりできる（うなぎ昇りという言葉はここから来ているのだとか・・・）というこのうなぎ。確かに食べるとスタミナつきそうですね＾＾；；