新・空飛ぶ猫さん’ず 

目の見えない黒猫と、ぽっちゃりな女子猫の写真と飼い主の日常

小田和正 10/14神戸ワールド記念ホールライブレポ ②

2011-10-17 21:51:15 | インポート

さて、2日目のレポいきます。

ご当地紀行で思い切り笑っあと、小田さんの再登場。

Tシャツを着替えてましたが、やっぱり白。白が似合います。

そして、メインステージから「グッバイ」。

ここからがMCなしで一気に聴かせて行きます。

全部で12曲。

もちろん花道を歩きながらもあるし、メインステージでじっくり、も。

私たちは、小田さんの動きに合わせて360℃ぐるぐる身体の向きを変えます。

そして、近くに来たら思い切り手をふって。

もう、ぶんぶん(笑)振ります。

長い花道を走ったのも後半になって。

もう走らなくても良いのに、って思うんですが、やっぱり走っちゃうんですねー。小田さん。

東京ドームの、総延長500Mの花道には全然かないませんが、小田さんがダッシュするには十分です。

それに、やっぱり走っているの見ると、心配しちゃう。

こけちゃうんじゃないかって(笑)ま、鍛えてますから、彼は。

そのあたりの60代とは違いますけどね(笑)

さて、MCなしで聴かせてくれる彼の高音は、この日も素晴らしかったです。

あの透明感は何年経っても変わらないし、ハイトーンがすごく美しい。

今回の神戸よりも、岡山時の方が美しかったと思うのですが、この日もやっぱり素晴らしかった。

そして思うのは、神戸のお客さんは大人しいけど、一体感が凄かった。

なんていうか、会場全体が一つになってた、って感じがしました。

この神戸ワールドくらいの会場が、一番良いかなって思います。

曲の合間に「おださーん」って声に、愛想しつつ、返事しつつ曲は進みます。

そしてそして。

この日の最大のトッピクスは、「東京の空」を歌い終えた時、小田さんが言葉を詰まらせたこと。

大阪の京セラドームの時は、そのままピアノに座ったままでタオルで顔を覆ってた、と聞きました。

この日はピアノからはすぐ立ち上がったけど、何度も涙をぬぐってました。

会場からは暖かい拍手と、声援。

私も思わずうるうるきました。

そしてこう言いました。

「涙はなし、と決めていたんですが、思ったよりずっと早く昨日今日と過ぎて行きました。

楽しいことはあっと間に終わって行きます・・・・。

先のことはまだ発表できる段階ではありませんが、このツアーが終わってから来年になると思いますが、

東北の方へ行ったり。

ちょっと関西もかすったりすることも(笑)あると。(拍手)

あまり言うと、ウソで新聞にでたりしますから、あまり言いかねるんですけど(笑)

みんなに会える時を楽しみにしています。

そのためには、健康が第一です。

脂肪分を摂りすぎないように、コレステロールに気をつけて。

私なんかはコレステロールのコの字もありませんから(笑)

そういうことで、健康で待ってて下さい。(拍手)本当にどうもありがとう。」

小田さんの長いツアーも残すところあと5本。

本当はツアーをする精神状態じゃないし物理的にも無理だと思ったと、

何度もインタビューで読んでましたし、今でも歌う気持ちにはなれない、と言うのを聞きました。

そんな中、ドーム公演も終え、ツアーも終わろうとしています。

小田さんも感傷的になっているんだろうなって。

みんなじーんとしていました。

最後の曲が終わったあと、再びバンドメンバーの紹介があるんですが、

いつもは言わない一言がこの日は聴けました。

「そして、ごくたまに・・・・小田和正!」(拍手と大声援)

たくさんのありがとうと、どーも!!の言葉。

名残惜しく、そして本編終わり。

時間を見たら、21時を過ぎています。

おおっ・・・。新幹線が・・・・とちょっと気になる(笑)

でも、アンコール全部聴くんだ!!と固く心に決めてましたから、一生懸命アンコールの拍手をしました。

何分待ったかな。

再びバンドメンバー、小田さん登場。

アップテンポの「またたく星に願いを」

ワイパーですよ、ワイパー(笑)

こっちきて、こっちきて小田さぁぁぁん!!!と頑張って跳ねておりました。

小田さんも忙しい(笑)あっちこっち。

遠くにいるお客さんの近くに、という趣旨で始まった花道が存分に生かされています。

あんなに走って、動き回って、歌が乱れないのが小田さんの凄いとこです。

毎度毎度感心します。

そう思うと、ちょとスローな曲。

みんなで一緒に歌おう、という仕草。

もちろん会場大合唱です。今回、岡山より、一緒に歌わせようとする場面が多かったと思います。

マイクを口から離して、みんなの歌う声を聴いたりしてました、小田さん。

そして1回目のアンコール終わり。

もうここからは、時間との戦い。

新幹線の時間が~~~と思うのと、最後まで絶対いなくちゃ!と思う気持ちと。

だって、曲を全部聴かずに帰るなんてできないんだもん。

友達もそう言ってました。

2回目のアンコール。

オフコースの名曲2曲が続きます。

「本当に楽しかった。どうもありがとう」の言葉ののち、

ピアノ一本で聴かせる「言葉にできない」

涙腺決壊・・・・・(涙)

これを生であと何回聴けるんだろう、としみじみ思いました。

素晴らしすぎますっ!!!!

「Yes-Yes-Yes」はみんなで大盛り上り。小田さん走る!!

メインステージに帰ってみんなでアカペラ。

「おやすみと、そいしていつかをね、と言う気持ちで歌います」

その言葉の後、ギター一本で弾き語り。

本当ならここで2回目のアンコール終わり、なんですが。

岡山と違っていたのは、3回目がなくて、いつもは3回目に演ってくれる「生まれ来る・・・」

を続いて歌ってくれたこと。

デベソでピアノ一本で。

ところが!

イントロ途中で、間違えて演奏やり直し。

「へへへっ」って照れ笑いする小田さんが可愛い

やり直しても、とても美しい曲と詩に心震えます。

嬉しかったなぁ。絶対聴きたかったから。

時間ぎりぎりだったから、小田さんがもう一回引っ込んだら、絶対この曲は聴けなかった。

お陰で全部、最後まで聴くことができて良かった・・・。

そうして、全てが終わり、小田さんがステージから去る間際、こう言ってくれました。

「また会おうぜ!!」

また会える・・・。

また会えるのね・・・。

絶対会うんだ!!と心に誓って、会場を後にしました。

最後の映像は見ませんでした。

新幹線の時間が迫ってきてたから。

でも、でも、すごく楽しみました。

良いオーディエンス、でした。

会場も良いし。

神戸、好きです。

素晴らしいライブをありがとう!

横浜でのファイナルは、小田さん絶対大号泣だな・・・・と確信しました。

小田さん、愛してるぅぅ~~!!!てへへv

では、最後にセットリスト。

1.明日
2.ラブストーリーは突然に
3.こころ
4.正義は勝つ
(バンドメンバー紹介)
5.誰れもどんなことも
6.こたえ
7.たしかなこと
8.若葉のひと
(稲葉さんとデベソへ)
9.さよなら
10.メドレー(I LOVE YOU、切ない愛の歌をきかせて、good times & bad times、

めぐる季節、水曜日の午後、少年のように)
(デベソ撤収)
11.緑の街
12.風の坂道(ピアノ)
(ご当地紀行)
13.グッバイ
14.思いのままに
15.愛を止めないで
16.the flag
17.やさしい雨
18.YES-NO
19.キラキラ
20.伝えたいことがあるんだ
21.緑の日々
22.今日も どこかで
23.さよならは言わない(ピアノ)
24.東京の空(ピアノ)
25.hello hello

ENCORE1
1.またたく星に願いを
2.ダイジョウブ

ENCORE2
1.言葉にできない(ピアノ)
2.YES-YES-YES
(バンドメンバーもステージ中央へ)
3.いつもいつも(バンド全員でアカペラ合唱)
4.君のこと(ギター弾き語り)
5.生まれ来る子供たちのために