とあるダメ管理人の戯言日記

九里学園陸上部OBのダメ管理人の戯言集。
題名通りただの戯言。

無知蒙昧

2009-05-30 09:08:16 | 戯言
社会人になって、大きく変わった事が1つある。

ニュースを毎日欠かさず観るようになった事。

あるニュース番組で、今話題(?)のエコポイントについて、国民はどれ程認知しているかを調査しているコーナーがあった。
…これはひどいwww
というのが正直な感想。
本当にひどい人では「何それ?」と答える人までいた。
言葉は知っていても、何故この制度が実施に至ったか分からないという人が大半を占めていた。

ぶっちゃけた話、別に知らなくても生きては行ける。
そう言われればその通りなのだが、流石に限度というものもある。
高校生のうちは知らなくても、まだどうとも思われない事のほうが多いけど、これが社会人になった時、周囲からの見られ方は一変する。
勉強しろとは言いません。
私も勉強は嫌いでしたし、しようとも思わなかったので、「勉強しろ」と言える立場ではないですからね。
しかし、一応社会人の先輩と言う立場から言わせてもらえば、高校生のうちは… とは書いたけど、高校生のうちからニュースくらいは観といた方が良いと思います。
いきなりニュースは抵抗があるのであれば、まずはスポーツニュースから、などのように少しずつ観る事を習慣付けていければいいと思います。
実際、入社試験で時事問題は出ますから、見ていて損は無い筈ですから。

悪天候に好かれる男

2009-05-29 10:46:30 | 戯言
私が試合に出ると6割という高確率で雨になる。
事実、先日後輩の皆さんが県大会中に、私はとある記録会に参加していた。
…案の定雨。それも土砂降り。
でも、私自身は土砂降りになり喜んでいたりする。

本来ネガティブな性格の私だが、雨が降って対戦相手が嫌な顔をすると、
「俺の時代が来た」
などと馬鹿馬鹿しい事を思いながら、妙なプラス思考になる。
そして意外と雨の日の記録は良いとまでは言えないが、安定している傾向にある。
インターハイのときも、前日の雨で湿度が異常な数値を記録し、周囲の学校がだらけてしまっている中、
密かに含み笑いをし
「これはチャンス」
などと思っていた。(個人種目はボロボロな結果でしたが;)

…何であれ、ある意味かなりタチの悪い選手である。

でも、逆に言えば雨だからやる気がなくなってしまうというのも、これまた馬鹿馬鹿しい話だなとも思う。
だって皆同じ環境で競技する訳ですからね。
前向きに考えるのが重要な事だと、あの時から多少なり思うようになった。
(今でもネガティブのまま)

何事も前向きに真面目にやっていれば何とかなります。
かなり無責任な発言ですが、意外とそんなモンなんですよね。

何だかんだで見られている

2009-05-28 09:33:33 | 戯言
とあるネットサーチサイトで、昨年新成人を対象に「新成人に関する調査」というアンケートをとった。
「理想の大人はどのような人か?」という項目で、全体の40%が父親、35%が母親という結果が出た。
意外な回答では、友人、学校の先輩と答えた人は、いずれも8%もいた事。
あわせると16%と、結構な割合になる。

部活をする上でも、ただ単に「仲が良い」だけでは、部活ではなく「仲良しクラブ」でしかない。
まぁ仲が悪いよか数倍マシですけど…。
親しみを感じるというのも大事だが、成すべき事をしっかりしているかどうか。
そんな所も、何気ない生活の中でも見られている事が、このアンケートでもはっきりする。言葉にしていないだけで、見ているところは見てるんですね。
先輩は後輩のお手本に、後輩は先輩の刺激に、そんな関係が部活に限らず、先輩後輩、もしくは友人同士の理想的な関係なのかも知れない。

ダメ管理人的偉人伝 オスカー・ピストリウス

2009-05-26 09:28:52 | 偉人
24日(日)にとある記録会に参加した。
結果は100mに参加したし、12"01という酷いものだった。
良い具合に高校入学時の状態に逆戻りという状態だった。

次の日、軽めの筋肉痛になる。脚だけでなく、肩の後ろあたりや、背筋と広範囲に。
でも、義足の人は、足が筋肉痛になることはない。
私は五体満足なのでどんなものかは分からないが、これ程辛い事はないのではと思う。

オスカー・ピストリウス
南アフリカ出身の両足義足のスプリンター。
ブレードランナーという異名まで持つトップアスリートだ。
その実力は同じ義足選手同士では群を抜いていて、北京五輪にも出場出来るか話題にまでなった。
でも「義足」という理由で一時IAAFは
「義足による推進力が競技規定に抵触する」という理由で参加を認めなかった。
結局参加自体は認められたが、基準記録達成は成らず、可能性が高かったリレーの選出にも漏れ、結局五輪出場は果たせなかった。
しかし、パラリンピックでは100m,200m,400mの3冠を達成した。


義足にはなりたくないとは思うものの、正直いつ自信が同じ境遇に立たされるかもわからない。
そう考えると、他人事として聞くわけにもいかないし、ピストリウス選手がどれ程悔しい思いをしたかと考えると、想像も付かない。
ただ走れる、投げれる、跳べる、これらが出来るだけでも幸せな事なんでしょうね。結果はどうあれ。

正直な感想 最終通告(?)

2009-05-25 20:01:21 | 戯言
県大会が終了しました。
お疲れ様でした。

正直な観想を言うと、指導者は溜め息をついているであろうなぁと思った。
あと1歩で東北へ行けたのに、本来であれば考えられない結果が…という種目が、結果を見て多いなぁと感じた。
今では部外者に近い私ですらそう感じるのだから、指導している側は悔しくて仕方が無いと思う。
私たちが在籍していた際に、コーチや米子先生がよく言っていた。
「負けたとき、選手以上に指導者が悔しいんだ」
と。
今だからこそ分かる気がする。
私だって、後輩には勝ち進んでもらいたいし、応援だってしている。
それだけに、後輩が負けた結果をインターネット等で知ると悔しい思いに駆られる。

以前に「後輩への警告」という事でこのブログで書いた内容は的中してしまった。
「リレー種目は大事な場面でミスをする」
などと書いたが、結果は見ての通り。
内容は見ていないので何とも言い難いが、結果を見れば大よそ予想が付く。
あぁやっぱりな。これが正直な感想。
でも、逆に県大会でこの成績だったのだから、不幸中の幸いではないかとも思う。
これが東北大会だったら、余程の事が無い限り、東北で6番まで入れない。

東北大会に出場を決めた後輩の皆さん、とりあえずおめでとう。
今のままでいってよいものか、再度考え直してみて欲しい。色々とね。
敗れてしまった後輩の皆さんも、まだ成すべき事はあります。
それは何なのか、考えてみてください。
それが「部活動」ですから。

馬鹿につける薬はない

2009-05-24 15:48:28 | 戯言
イギリスの政治家が挙ってスキャンダルの標的になったというニュースを目にした。
内容は現首相、現閣僚、しかも与野党問わず政治資金として請求できるお金を指摘流用の為請求していたというもの。
(大雑把に言ってしまえば内容は以上な感じ)

日本の政治家はひどいものだと偏見を持っていた私だが、決して偏見と言い切れるものでもない事がこのニュースが物語っていた。
海外の政治家でもこんな事が起きるんだから、政治家はみんなそうなんだろうなぁと。
皆が皆こんな政治家ではないと願って入るが、こうも世界各国でこんな話題で政治家が取り上げられれば、あきれ返ってものも言えない。

税金は他人のお金。
こんな事すらわからない大馬鹿者が政治家だと、国の代表だと胸を張っているのだから片腹痛い。
「最近の若者は~」
なんて言う大人が居るが、これでは子供の事を言えたものではない。

国をダメにするのは子供ではなく大人。
そんな大人にはなりたくないなぁと、ニュースを見て感じた。
後輩の皆さんにも、善悪の区別、それも誰が考えても当たり前の事の是無く位は判断できるように心掛けて欲しいと思います。
部活にも活きる事ですし、卒業後だって活きてくるものですからね。

縁起担ぎという訳ではないけど

2009-05-21 09:14:39 | 戯言
今年の県大会は鶴岡の小真木原で行われます。
丁度4年前、私たちの代が3年生の時もこの小真木原で県大会が行われました。
リレー種目は共に優勝、1600mRに関しては大会新での優勝でした。
偶然にも、今年の代もリレー種目は優勝を狙える程の実力があるチームです。
そんな根拠も無い理由ですが、好記録ラッシュになる大会になるのではないかと期待しています。

ただ、あの競技場はお世辞にも良い競技場とは言えません。
サブグラウンドは整備が行き届いていないし、足場が悪い箇所は結構あります。
でも、そんな環境は何処かしら米沢に似ているので、米沢で試合をしているつもりでいれば大丈夫なのでは?と思います。
まぁなるようにしかならないのは事実。
だったら常にフル回転で試合を乗り切って欲しいと思います。
がんばれ後輩。

誰でも可能性はある

2009-05-20 09:47:58 | 戯言
連休中に後輩の400mHの練習を見る事になった。
久々の400Hの練習だった為か、たった2~3本でばてた。
まぁ日頃練習してないし、向かい風だし、当たり前か。

そんな中、後輩からこの種目でインターハイに出場した事ですごいと言われた。
その際に、
「インターハイは誰でもいけるよ、俺でも行けたんだから」
などと私は言い放った。
そんなの出場した事があるから言えるんだ、と思う人もいるだろう。
でも、言ってる事は事実だと思うし、間違ってはいないと思う。
誰でもインターハイに行ける可能性はある。でも、その自身の可能性見出せないで居る選手が多すぎる。
それが置賜の陸上のレベルの現状だと、私は思う。

九里陸上部で県大会に出場する1年は2桁にもなる。
冷静に考えて、1年生が2桁も県大会に出場できるなんて事は、普通に考えてありえない事だ。
余程選手のレベルが高いか、余程地区のレベルが低いかのどちらかしかない。
千葉や埼玉、大阪あたりで考えれば、県(府)大会出者は2・3年生が大半を占めて当たり前。
中学から上がって来たばかりの選手と、高校の部活で鍛えてきた選手を見比べれば説明の必要も無い。
無論、1年生でも上位に食い込む選手は居れども、数える程度しか居ない。
それが当たり前であって、置賜のこの現状は異常だと思う。
選手枠が多いという事や、競技人口が強豪県に比べて少ない事を踏まえてもありえない。

後輩の皆さんは、まず自身の部活の練習に自身を持つ事から始めるべきでは?
この練習なら絶対インハイに行けると思えるくらいに。

先輩のあるべき姿

2009-05-19 09:50:29 | 戯言
私の高校3年の時の年度目標は「後輩を大事に出来る先輩になる」というものでした。
先輩を見ていて疑問に思った点があるから、というのも理由の1つですが、正直先輩がらみで良い思い出なんてものはそうは無かったからです。
散々(悪口に近い感じの内容で)弄られて、言い返せば逆に怒り出すので、あえて黙っている、なんてのが1・2年時の部活内容でした。
声だしの時ですら、口煩く弄ってくるので、少し距離を置いて声だしをしていました。

3年になって、同じ立場になったとき、
「じゃあ自分はどうなんだ?」
と、ふと思いました。
知らないうちに、後輩に変な不快感を与えているのでは? そう考えると、先輩がどうだったなんて偉そうな事は言えないし、寧ろ逆に「お前もじゃないか」と突っ込まれてしまう。
正直、それだけは嫌でした。
そんなこんなで、年度目標を先に挙げた様なものにした。
いつもであれば、「今年こそインターハイ出場」などと言っていただろう。
(5月の部会では言ってましたけどね)

それに、後輩は先輩を見て判断するので、下手な行動は出来ない。
特に1年生は、中学のときと環境が変わり、どうして良いか分からないのだから、2・3年生は尚更後輩を引っ張っていかなくてはいけない立場にある。
分からなければ教えてあげて、間違っていたら注意する。
大変だろうけど、これが「部活」であって「先輩」のあるべき姿なんだと私は思う。

何気ない挙動で

2009-05-18 09:15:38 | 戯言
先週の金曜日、本社で部会なるものが開かれたので参加した。
我々の部会とは、情報共有の為の報告会のようなものです。
(正直内容を見るに必要性は皆無ですが…)

部会終了後、端に寄せてあった机などを本来の定位置に片付けていて思ったのですが、残って片付けていく人もいれば、さっさと帰ってしまう人と、色んな人が居ました。
こんな風に人間性ってでるんだなぁ、と何気なく感じました。

部活で言えば、後片付けは当たり前で、他人に任せると「手伝ってやれ」と、先生方に注意されると思う。
当時の私は、別に手伝うのは当たり前だと思っていたので、普通に手伝ってはいたが、社会人として改めて考えてみると、何となくですが
「あぁ、そう言う事か」
と、何となく理解できた気がします。
まぁ説明しろと言われると説明は出来ませんが、これは説明できるほど理解する必要はない内容だと思います。
だって当然の事ですからね。

他人は教本

2009-05-14 11:00:28 | 戯言
同じ種目をしている仲間は部内に1人や2人はいると思います。
ある意味、この同じ種目をしている仲間は、これ以上にない「教本」だと思う。

私も、当時同じ種目をしていた仲間は多数いました。
常日頃の練習で、相手の走りを見るように心がけていました。
相手が一流と呼ばれるレベルに近ければ、当然得るものは多い。
逆にレベルが低い選手でも、どうしてあの様な走りなのか、と考えたら、その人の改善点が見えてきます。
同時に、改めて「この点は気を付けないといけない」という、所謂戒めになります。
相手のレベルがどうであれ、男女、先輩後輩関係なく、相手の走り(跳びや投げ)を見る事は、自身にプラスをもたらす事が多い気がします。
流石に大会のアップ時までしっかり見ろ、とまでは言いませんが、練習の時は良いのではないでしょうか。

まぁただ見るだけなら誰でもできます。
見た後に考える、この事が出来るかが大事なんですけどね。

風声鶴唳

2009-05-13 10:00:29 | 戯言
高校3年の頃、私はこの四字熟語通りおっかなビックリ練習をしていた。
と言うのも、この四字熟語風声鶴唳(ふうせいかくれい)の意味は、ほんの些細な事にも恐れるという意味です。
3年目は本当に色々な事にビクビクしながら練習していました。

この時期に怪我をしたらどうしよう
この時期に病気になったらどうしよう
変に強い奴が出てきたらどうしよう
実力を十二分に発揮できるのだろうか

…とまぁ様々な事を怖がっていました。表面には出しませんでしたけどね。
その分、インターハイにギリギリで出場できる事が決まった瞬間は喜びを爆発させました。

1年の頃は、怖いものなんて何にもありませんでした。
相手が2年だろうが3年だろうが、真っ向からぶつかっていき、結果負けて…
怪我を仮にしていたとしても、あと2年もあるし大丈夫、と非常に前向きでした。
でも2年、3年と学年が上がる毎に、本当にどうでも良い事ですら
「あ、どうしよう」
と悩んだり結果を恐れたりしていました。
そんな状態を隠していても、東北大会までの結果に露骨に出いました。
正直ひどいものです。
でもそこまで自身を追い込めていたんですから、いまより精神力は強かったのかもしれません。

何事も気持ちで負けたら何にでも負けてしまいます。
どんな状況でも、自身の気持ちが折れないように気をないといけない。
振り返ってそう感じます。

サイコロ

2009-05-12 09:29:22 | 戯言
部員の中には、
「あいつはセンスがあるからなぁ」
とか
「あいつみたいに上手くいかない」
という具合に、正直、心の底で思っている人はいるのではないだろうか。
私自身も、同期の仲間(同種目)に結局1回も試合でも、記録でも上回る事は出来ませんでした。
(1回はあったがカウントしてません)

正直、結構凹んだ時期がありました。
記録が急に伸びたと思ったら、3年目は嘘のように悪いタイムばかり出て、ベストを出したと思ったらまた悪くなる。
こんな事の繰り返し。

でも、そんなのはサイコロを振る要領と同じだと思うんです。
毎回サイコロで6を出すのは至難の技。
どんなに努力を積んでも、サイコロで言えば1しか出ない(悪い結果しか出ない)、なんて事も普通にあると思います。
でも、それで諦めたり妥協したら、その時点で終了、自身の限界を決めてしまう事になります。

悪い結果が出る時期があっても、前向きにいきましょう。
変に悩む必要はない、もう終わった事だと割り切って次に進むようにすれば、何れは努力した分の結果は出ます。
最も、良い記録が出ない理由は考えていないとダメですけどね。

一石を投じる勇気

2009-05-11 09:11:01 | 戯言
何ら変哲の無い状況に、何か変化を加えるのは中々出来ない人は多い。
それは学生であろうと社会人であろうと、誰にでも言えると思う。

地区大会が終わって次は県大会に出場する人は多いはずです。
今のままで県大会は勝てるか?と聞かれて、自信を持って絶対に勝てると言える人はいない筈。
ならば、「絶対に勝てる」と言えるまでに持っていくにはどうすれば良いか。
それは何かに変化を加えるほか無い。
まさに一石を投じると言ったところだ。
私生活で、5分でも陸上競技を考えるようにする、これでも十分な変化といえる。(何もしないよりは)

でも、誰しもが出来る事ではない。出来たとしても長続きしない。
それは、本気で「○○をしなくてはいけない」と思えていない、そこまで考えが達していないからに他ならない。
3年生に関しては残り僅か、負ければ引退という人が殆どだと思う。
でも1・2年生は違う。もう1・2年間の猶予がある。
今から変わろうと本気で思えば、来年・再来年の結果は全く異なる結果になるのは間違いない。
変わる人は、ものの数ヶ月で変われる人もいる。逆に、何年もかけて変わっていく人もいる。

自身に一石を投じる事が出来るのは、あくまで自分自身のみ。

悪天候

2009-05-08 09:00:07 | 戯言
雨だとか向かい風だとか、室内競技では無い状況に立たされる屋外種目。
陸上競技もその1つであるが、良い結果が出ないのを、悪天候のせいにしてしまっては、どうしようもない。
無論、向かい風3.0mだとか、台風の様な雨足であれば仕方ないのかもしれない。事実、悪天候で試合を中断したケースだってあるのだから。
しかし、小雨や向かい風1.5m前後程度の環境であれば言い訳はできないと私は思う。
その悪天候は自分だけの環境ではなく、試合相手だって同じ状況で戦うのだから、本来言い訳に出来る要素ではない。
どんな悪天候でも、自身のコンディションを維持できた人だけが、最終的に頂点に立つ。
それが屋外競技の難しいところでもあり、逆に楽しい点でもあるのかもしれない。
自然現象ばかりは、どんな偉い人でもどうしようもないですからね。