とあるダメ管理人の戯言日記

九里学園陸上部OBのダメ管理人の戯言集。
題名通りただの戯言。

ダメ管理人的偉人伝 オスカー・ピストリウス

2009-05-26 09:28:52 | 偉人
24日(日)にとある記録会に参加した。
結果は100mに参加したし、12"01という酷いものだった。
良い具合に高校入学時の状態に逆戻りという状態だった。

次の日、軽めの筋肉痛になる。脚だけでなく、肩の後ろあたりや、背筋と広範囲に。
でも、義足の人は、足が筋肉痛になることはない。
私は五体満足なのでどんなものかは分からないが、これ程辛い事はないのではと思う。

オスカー・ピストリウス
南アフリカ出身の両足義足のスプリンター。
ブレードランナーという異名まで持つトップアスリートだ。
その実力は同じ義足選手同士では群を抜いていて、北京五輪にも出場出来るか話題にまでなった。
でも「義足」という理由で一時IAAFは
「義足による推進力が競技規定に抵触する」という理由で参加を認めなかった。
結局参加自体は認められたが、基準記録達成は成らず、可能性が高かったリレーの選出にも漏れ、結局五輪出場は果たせなかった。
しかし、パラリンピックでは100m,200m,400mの3冠を達成した。


義足にはなりたくないとは思うものの、正直いつ自信が同じ境遇に立たされるかもわからない。
そう考えると、他人事として聞くわけにもいかないし、ピストリウス選手がどれ程悔しい思いをしたかと考えると、想像も付かない。
ただ走れる、投げれる、跳べる、これらが出来るだけでも幸せな事なんでしょうね。結果はどうあれ。

ダメ管理人的偉人伝 副島正純

2008-06-09 21:00:00 | 偉人
車椅子レースの第一人者です。
事故で脊髄を損傷し、車椅子の生活になってわずか1年で車椅子マラソンを始めたそうです。
その後、世界レベルの大会で次々入賞し、ついには世界記録まであとわずかというところまで来ているスゴイ人です。
ある番組で言っていた一言です↓

「言い訳をしようものなら、『これだけの環境を与えて貰って』ていわれるでしょ?だったら、最初から言い訳できないような練習をするように心がけてます」

↑内容としてはこんな感じでした。(正確な言葉忘れました)
追い込む以前のこの練習姿勢を大切にしているのは、流石トップアスリートだなと思ったが、実際この感覚が普通なんでしょうね。
部活だからこういった環境は当たり前、なんて考えていたらいけないのでしょう。
でも脚が使えないってどんな感じなんでしょうか。
私には想像もつきませんが、もし自分も同じような状態だったら、周囲に甘えるでしょうね。猛省。
そうならないような人間性を持てるようにしたいです。

ダメ管理人的偉人伝 山崎勇喜

2008-05-05 13:18:00 | 偉人
この名前は、陸上をしていれば見たこと、聞いたことはあると思う。
現50km競歩の日本記録保持者にして、競歩では初の世界レベルの大会で入賞を果たした選手だ。

たまたまテレビをかけたら、「情熱大陸」という番組が放送されてて、その内容が山崎勇喜選手のものだった。思わずしていた作業を止めて見入ってしまった。
山崎選手は、意外なことにスポーツで足を引っ張る存在だったと言う。正直驚いた。だって日本記録保持者ですよ?
部活でもはじめは走るほうの中長距離をしていたが、監督に勧められ競歩にコンバート。その1ヵ月後、県大会で優勝する程の急成長を果たした。

番組内で、山崎選手はこう述べていた。

Q.練習を苦に思ったことはありませんか?
A.ありません。私にはこれ(競歩)しかありませんから。

Q.大阪世界陸上の誘導ミスがありましたが、やはり愚痴をこぼしたりしましたか?
A.ないですね。あの試合はどうあれ入賞は無理でした。どの道、自身の力不足でしたから。

人間性・強い信念が言葉に表れていました。
同じ陸上競技の競技者(一応)として、競技は違うにせよ、学ぶところは多くありました。
番組を見れてラッキーでした。

ダメ管理人的偉人伝 伊藤有希

2008-05-04 11:31:00 | 偉人
伊藤有希 北海道出身、現在中学1年のスキージャンパー。
伊藤選手は、小学6年にして、飛行距離95m、俗に言うK点越えを達成し、世界の強豪選手が出場する女子コンチネンタルカップという大会で、史上最年少で銅メダルに輝いた人物だ。

今回、伊藤選手を紹介するのは、こういった実績や競技の姿勢などではない。
伊藤選手の私生活だ。
伊藤選手は、常に競技の合宿で各地を転々とする事が多く、勉強が周囲よりも遅れてしまう事を避けるため、勉強道具を持って移動するという。
まぁここまでならありそうな話だ。次に学校生活での伊藤選手はどうか。
伊藤選手は、自ら進んで補習を受ける。無論学習内容を遅らせない為でもあるが、ある考えがそうさせると言う。

「私は(学校を)休ませてもらっている。ならばそれ相応の事をする義務はある」

…まだ中学1年です。
私が中学1年の時、まずこんな事は考えなかったでしょうね。
ただ学校に行って、といった感じです。
でも伊藤選手は全然違い、先に挙げた通りの考えを持って学校に通っている、すごいの一言です。
そんな伊藤選手も、近年スランプに陥っているそうです。
原因は成長期。ジャンプの際、今までの視点の高さと違うため感覚が狂うそうです。しかも、学校に登校する日の練習時間は、たった1時間。そのたった1時間で我武者羅に本数を跳ぶのだそうです。
こんなに努力している人でも…そう感じました。