なんでもノート

デュッセルドルフより、
非日常的な日常の記録。

ランゲン美術館(ノイス)

2009年04月04日 | ちょっとおでかけ
(前の記事からのつづきです)
ランゲン美術館は、安藤忠雄の設計(欧州4番目の作品)で、2004年9月オープン。
NATOのミサイル基地跡地を再生しています。なので住所は"Raketenstation Hombroich 1"。
おりしも今日は、北朝鮮がミサイル発射を予定しており、さらにNATOの60周年首脳会議がドイツ・ケールとフランス・ストラスブールで開かれています。こんな日にここに来てしまうとは。

インセル・ホンブロイヒ美術館を出て、道を渡り畑の中を歩いて15分ほどのランゲン美術館に向かいます。


忽然とさくらが現れました。




コンクリートとガラスと水と緑。館内は珍しく撮影禁止だったため外観のみ。大部分のスペースが地下になりますが、展示は案外少なく、時期ごとに入れ替えて展示をしているようです。ランゲン財団は日本作品のコレクションを持っており、Japanraum(日本の部屋)があり、今日は宗教関連の掛け軸特集でした。室町時代の白衣観音の画をとても気に入りました。






美術館を出て裏手に回ると、NATO基地の施設がほぼそのまま残っているようでうです。一部活用されている雰囲気はありますが、使っている施設の雰囲気ではなく、その中に平和に草が生えていたりして(もとい迷彩でしょうが)、ラピュタの現代版のようです。






管制塔と桜。2種類の木が組み合わさって一つに見えている変な桜発見。
 

バスを待って帰ります。


しかしこのあと無事乗れたところで気が抜けて、間違ったところで降り、ノイスの街中をさまようことになりました。本日25,000歩。

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2 コメント

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Unknown (hobbit)
2009-04-05 20:09:14
後任です(笑
webではよく「hobbit」名乗ってます。

独特の雰囲気のある美術館ですねぇ。
東京はちょうどこの週末が桜満開でしたよ。
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Unknown (kunnn)
2009-04-07 07:10:42
hobbitさん!

東京にいた時は、ちょっとソメイヨシノが多すぎるのではないかと思ってましたが、こちらで桜を見かけるとちょっとうれしくなります。(デュッセルには桜はありませんと数名の方にうそをつきましたが、時々みかけます)
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