竹一食堂@塙

タンメン750円

好き過ぎる竹一食堂へ。
前回来たときに、『次回こそは強い意志をもって定食を注文したい。』
とか書いた気がするけど、またもやタンメン(爆)。
結局12年まえくらいに一度だけ注文(しかもシェア)しただけだな。
いやー次回こそ・・・ってあてにならないな。

いつも、唯一無二のタンメンだと思う。って言うか実際は味噌タンメンですね。
種類豊富な炒め煮した野菜に、自家製のうどんのように太くてコシが強い、
(いや硬い？)麺も独特で実に美味しい。他でこの類の麺は見たことないな。
野菜は、キャベツ、白菜、人参、木耳、もやし、ニラなど。豚肉もいくつか。
ここの主人は頑固親父というか、ほとんど話をしないので有名。
いらっしゃいやありがとうなど、私は一度も聞いた事がない(笑)。
そんな親父もたまに話すことがある。
今日、初めて来たらしい男女が入店してきた。
メニューの書いてある黒板を見て困惑。
周囲の人は全員麺を食べているのに、メニューは定食が上から書いてあり、
一番下に『タンメンやではありません　750』とある。
タンメンやではありませんと書いてあるからには、皆が食しているものも
タンメンではないと思ってもおかしくはないですね。
『えーとラーメンかな？』みたいなことを言ったら、すかさず親父が、
『家にはラーメンはねえよ！』と。奥さんも口調こそ丁寧だけど、
同じようなことを。
私は近かったら教えてあげたかもしれないけど、結構わくわくしながら
見ていた(笑)。久々に親父の声が聞けそうだと。
結局お客さんは『えーとあれは何ですか？』と奥さんに聞き、
奥さんは渋々(？)、『タンメンです。』と。

今どきこういうお店はなかなかないと思いますね～。
私は大好き。故佐野実氏ともタイプは違うと思うけど、黙々と真剣に
仕事をしているのは共通するかな。
『めし』をライスと言っても同じように言われている人も見た。
ごはんは多分セーフなんだろうけど、誰か試して欲しい(笑)。