岩手県久慈市へ日帰り出張した。プロジェクトが終わるので今回がここへの最後の出張である。
行きは、新幹線はやぶさ1号で行き二戸駅からバスで久慈に入った。
二戸駅前
バスは途中久慈渓谷を通過し、その一端を車上から垣間見た。
久慈渓谷
久慈駅前のビルには「あまちゃん」に関連して北三陸鉄道の看板が掲げてあった。
「潮騒のメモリーズ」や「北の海女」の看板だった。
久慈駅前
現地へ向かう途中の橋でハシブトガラスが沢山欄干にとまっていた。近くにはトビも何羽か飛んでいた。途中の川の河口付近にはハクチョウ(オオかコか不明)も来ていた。
ハシブトガラスの群れ
帰りは二戸駅へのバス便は4時30分が最後であり間に合わないので、JR三陸鉄道で八戸駅でて新幹線で帰ることにした。こちらのルートを通るのは初めてだった。
久慈駅でとりあえず、かなりの頻度で買って帰る「銘菓 ぶすのこぶ」を買い込んで列車に乗った。このお菓子の中の由来に書いてあることには「ぶすのこぶ」とはブシというアイヌの一族がいたこぶ(くぼ地)という意味の地名であるということらしい。
ぶすのこぶ
夕暮れの中を走ったので、外の景色を楽しむことはできなかった。久慈駅から八戸まで約2時間かかっていどうし、クッションの悪い座席にお尻が痛くなった。途中、通学の学生たちが多数乗り降りしており、賑やかだった。
途中、面白い駅名や興味がわく駅名があった。階上(はしかみ)、大蛇(おおじゃ)、鮫(さめ)などという名だった。
階上駅にはいちご煮の里との表示があった。
車窓からの階上駅ホーム
また、鮫駅の近くにはウミネコの繁殖地として有名な蕪島があるようだ。
蕪島とウミネコ(八戸市観光ガイドブックより)
八戸駅に着いたが時間が遅いので、観光センターは締まっていたが、遮光器土偶が出迎えてくれた。
遮光器土偶
新幹線駅では八幡馬(やわたうま)が見送ってくれた。
八幡馬
まだ営業していたJRの休息所の中にある土産物売り場で鳥に関係する?みやげものをつい購入してしまった。
今日は、はやぶさの始発で出かけ、はやぶさの終発で帰るということになってしまった。これも鳥がらみだ。
はやぶさ20号東京行き
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購入した鳥に関係する土産二つを紹介する。
1.八戸うみねこバクダン
名前から想像したとおりウミネコの糞をかたどった名菓(迷菓?)だった。
箱の表書きには『・・・・そこにはうみねこたちが集う「蕪島」が存在する。普段は濃厚なうみねこたちが空から人間に向けて発射する唯一の危害。その名も「ウミネコバクダン」。』とある。また、裏側のお尻の上には『※売りあげの一部を蕪嶋神社周辺の清掃費に使わせていただきます。』との落ち?も書いてあった。
帰って食べてみようとしたところ、最初はお尻から開けてお菓子を出すというところに気がいってしまい箱の黒い部分が翼のように開くことに気が付かなかった。
売られている時の状態
お尻に「ここから開けてねと書いてある
羽を開いてみた
お尻からお菓子を取り出す
ウミネコの糞をかたどっている
おっかなびっくり食べてみた。糞に相当する部分がサクサクしており、土台のクッキーにはココナッツが入っており、なかなか美味だった。
しかし、ちょっとマニアックなパッケージと趣向であると感じた。
2.元祖鶴子(つるこ)まんじゅう
こちらは八戸銘菓となっていた。名前の由来は画像の文書を読んでいただきたい。
どんな饅頭かと袋を開けてみると、楕円形の扁平なお菓子に白い粉がまぶされているものだった。
中は茶色の生地のなかに茶色の餡が入っていた。あっさり目の甘さのお菓子だった。
一般的?に想像される饅頭とはかなり異なっていた。


鶴子まんじゅう
切ってみた