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クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

やっと震災後の蒲生干潟を訪れた

2014年09月07日 | 旅行記

東日本大震災後、初めて仙台を訪れた。

 この時、約9年前にボランティアでビーチクリーンアップ活動を行った蒲生海岸がどうなっているかを見たいと蒲生海岸の日和山を9月1日に訪れた。

 蒲生海岸付近は、東日本大震災の津波で被災しており、海岸から離れたところには、被災した建物が残っていたが、海岸に近づくと、家の門柱と土台のみが残っているが、建物は見られなかった。家は流失しており、あたりは、草原となり、津波に耐えた松の木が所々に残っているのが見られた。

140901 門柱と家の土台が残る(海岸に近い)

_6603

_6556 1階が被災している住宅(海から遠い場所)

蒲生海岸に行く途中に、中野小学校の跡地の看板があり、津波到達高5.5mと表示されていた。

6565

近くには東日本大震災慰霊の塔があった。近くのお地蔵様の傍に掲示された立札には151名の方の命が失われたことが記されていた。

6571

 昔訪れた日和山への道が良く分からなかったが勘で車を走らせると、日和山に到着することができた。

 日和山(震災前は標高約6m)は津波で破壊され今は、約3m程度の標高となっており、見る影もなかった。この近くに立ち、干潟を眺めていると何故か涙が出てきた。

7226 日和山

1703 山ではなく小さな高まりになっていた

1409011690 蒲生干潟

 高砂神社と六本松があった。高砂神社は再建されたものなのだろうか?

140901_6607 高砂神社と六本松

 日和山の近くの蒲生干潟では、遠くで防潮堤が建設されているのが見えた。この干潟の生態系はどうなるのだろうか。

140901_7048 防潮堤建設中

140901_7131

 鳥は、ハシブトガラス、コサギ、ダイサギ?、ハヤブサ、ミサゴ、トビなどが見られた。

140901_6713 コサギ飛翔

C140901_6932 ハヤブサ

C140901_6633 ミサゴ

140901_7250 トビ

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井頭公園を訪れて

2014年03月18日 | 旅行記

所用があって茨城県日立市に出かけた。途中栃木県井頭公園に立ち寄り、公園の北のエリアを一寸覘いた。

D6s_1075_2

短時間の滞在の割には、多くの鳥を見ることができた。今回初めて訪れたが、次には探鳥が目的で再度、訪れようと思った。

ベニマシコの群れが、ヒガンザクラの芽を食べているのを見ることができた。5羽のうち4羽はすぐに移動したが、雄1羽がずっと同じ場所に残ってくれた。

140317_1113 ベニマシコ

140317_1298

140317_8942

140317_8960

エナガには何回かであった。公園の一角でエナガが巣材の羽毛を運んでいるところを見ることができた。写真は上手く撮れなかったが。どこかに鳥の死骸があるのだろうか?3回も同じルートを通って羽毛を運んでいた。

140317_1485 巣材を運ぶエナガ(一寸休息)

140317_1405 エナガ

1403171702

また、帰り間際に、久しぶりにルリビタキ雄を見ることができた。

140317_1626 ルリビタキ

140317_1649

140317_9020

140317_9003

結局、観察できた鳥は、シメ(鳴き声)、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、スズメ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、コゲラ、ベニマシコ雄、雌、アオジ、ルリビタキ雄、ウグイス、ジョウビタキ雄、コガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、シロハラ、トビ、ハシブトガラスなどだった。

1403171583 アオサギ、ダイサギ

140317_1677 アオサギ

140317_1364 ウグイス

140317_1401

140317_1436 コゲラ

140317_1431

140317_1317 シジュウカラ

1403171473 ヤマガラ

1403171700 コガモ

公園内の花は少なかった。梅が僅か咲いていた。まだ、ムクロジの実が沢山木に残っているのを見ることができた。

1403171546 ムクロジ

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鳥がらみの土産

2014年01月29日 | 旅行記

岩手県久慈市へ日帰り出張した。プロジェクトが終わるので今回がここへの最後の出張である。
行きは、新幹線はやぶさ1号で行き二戸駅からバスで久慈に入った。

1270031二戸駅前

バスは途中久慈渓谷を通過し、その一端を車上から垣間見た。

1270048久慈渓谷

久慈駅前のビルには「あまちゃん」に関連して北三陸鉄道の看板が掲げてあった。
「潮騒のメモリーズ」や「北の海女」の看板だった。

1270053久慈駅前

現地へ向かう途中の橋でハシブトガラスが沢山欄干にとまっていた。近くにはトビも何羽か飛んでいた。途中の川の河口付近にはハクチョウ(オオかコか不明)も来ていた。

1401271270056ハシブトガラスの群れ

帰りは二戸駅へのバス便は4時30分が最後であり間に合わないので、JR三陸鉄道で八戸駅でて新幹線で帰ることにした。こちらのルートを通るのは初めてだった。

久慈駅でとりあえず、かなりの頻度で買って帰る「銘菓 ぶすのこぶ」を買い込んで列車に乗った。このお菓子の中の由来に書いてあることには「ぶすのこぶ」とはブシというアイヌの一族がいたこぶ(くぼ地)という意味の地名であるということらしい。

_5629ぶすのこぶ

夕暮れの中を走ったので、外の景色を楽しむことはできなかった。久慈駅から八戸まで約2時間かかっていどうし、クッションの悪い座席にお尻が痛くなった。途中、通学の学生たちが多数乗り降りしており、賑やかだった。

途中、面白い駅名や興味がわく駅名があった。階上(はしかみ)、大蛇(おおじゃ)、鮫(さめ)などという名だった。

階上駅にはいちご煮の里との表示があった。

1270082車窓からの階上駅ホーム

また、鮫駅の近くにはウミネコの繁殖地として有名な蕪島があるようだ。

Photo蕪島とウミネコ(八戸市観光ガイドブックより)

八戸駅に着いたが時間が遅いので、観光センターは締まっていたが、遮光器土偶が出迎えてくれた。

1270100遮光器土偶

新幹線駅では八幡馬(やわたうま)が見送ってくれた。

1270107八幡馬

まだ営業していたJRの休息所の中にある土産物売り場で鳥に関係する?みやげものをつい購入してしまった。

今日は、はやぶさの始発で出かけ、はやぶさの終発で帰るということになってしまった。これも鳥がらみだ。

201270115はやぶさ20号東京行き

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

購入した鳥に関係する土産二つを紹介する。

 1.八戸うみねこバクダン
名前から想像したとおりウミネコの糞をかたどった名菓(迷菓?)だった。

箱の表書きには『・・・・そこにはうみねこたちが集う「蕪島」が存在する。普段は濃厚なうみねこたちが空から人間に向けて発射する唯一の危害。その名も「ウミネコバクダン」。』とある。また、裏側のお尻の上には『※売りあげの一部を蕪嶋神社周辺の清掃費に使わせていただきます。』との落ち?も書いてあった。
帰って食べてみようとしたところ、最初はお尻から開けてお菓子を出すというところに気がいってしまい箱の黒い部分が翼のように開くことに気が付かなかった。

_2778_2売られている時の状態

Photo_2お尻に「ここから開けてねと書いてある

_3062羽を開いてみた

_3103お尻からお菓子を取り出す

_3198ウミネコの糞をかたどっている

おっかなびっくり食べてみた。糞に相当する部分がサクサクしており、土台のクッキーにはココナッツが入っており、なかなか美味だった。

しかし、ちょっとマニアックなパッケージと趣向であると感じた。

 

2.元祖鶴子(つるこ)まんじゅ

こちらは八戸銘菓となっていた。名前の由来は画像の文書を読んでいただきたい。

どんな饅頭かと袋を開けてみると、楕円形の扁平なお菓子に白い粉がまぶされているものだった。
中は茶色の生地のなかに茶色の餡が入っていた。あっさり目の甘さのお菓子だった。
一般的?に想像される饅頭とはかなり異なっていた。

_3217_2

_3229_2

_4237_2鶴子まんじゅう

_4280_2切ってみた

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岐阜県白川村へ

2013年10月26日 | 旅行記

先週、岐阜県白川村へ出張した。

宿泊した旅館の部屋には、コガモの剥製が飾ってあった。部屋の中には、クサギカメムシが一匹紛れ込んでいた。カメムシは気温が低いせいか動きが鈍い。

131023_7684コガモ剥製

131023_7688_2_2クサギカメムシ?

 

露天風呂にゆっくりと浸かった。周辺の山は紅葉が始まっていた。

131023_7700_2露天風呂

7721

131023_7713_2紅葉が始まっている

朝食前に散歩をするとツバメの古巣や川でカワセミ、カワガラス、セグロセキレイ、ジョウビタキ(鳴き声)を確認できた。

131023_7720町並み

131023_7724_2

131023_7725_2ツバメ古巣

131023_8144川の中のカワセミ

131023_7941セグロセキレイ

朝食時にはキアシナガバチ1匹が食事をする場所にいた。朴葉味噌、石豆腐などが朝食のおかずだった。

131023_7736キアシナガバチ

_7734朴葉味噌

ダム湖ではハシブトガラスが木にとまっているのを見かけた。また、カモシカの下顎骨らしい骨も見つけた。

131023_7901ハシブトガラス

131023_7971カモシカ?の下顎骨

アケビやサワグルミの実が落ちているのを見つけることができた。カワラナデシコが咲いていた。

131023_8124アケビの実

131023_8126サワグルミ

131023_7664カワラナデシコ

 

遠くに御母衣ダムの堤体を見ることができた。

_7751ダム湖から御母衣サムを遠望する

131023_8151下流から御母衣ダムを遠望する

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白神山地への旅

2013年09月10日 | 旅行記

今年の夏、白神山地へ行った時のことを書く。
白神山地に入る前に、白神山地ビジターセンター(青森県)、白神山地世界遺産センター(環境省)に立ち寄った。

130823_7969白神山地ビジターセンター

130823_8002白神山地世界遺産センター

世界遺産センターで、クマゲラの模型とブナのモニタリングについての展示物を見た。パネルの中に書いてあるクマゲラサイトと呼ばれるモニタリングサイトを昔訪れたことを思い出した。

130823_8005クマゲラの模型

_8009ブナモニタリングサイト

昔、森林ボランティアで入山し、最終日に、地すべり地にあるブナの美林のあるクマゲラサイトを訪れ、クマゲラの巣を見たことを昨日のことのように思い出した。

白神山地では、津軽峠近傍にあるマザーツリー(推定樹齢約400年のブナの木)を妻と一緒に訪れた。

130823_8159

130823_8115マザーツリー

パノラマ写真でもこの木を撮影して見た。

1308238230170

また、ミニ白神山地で、アズマヒキガエル、ニホンアマガエル、ヤマアカガエルなどを観察した。

1308238230118アズマヒキガエル

130823_7918ニホンアマガエル

130823_7795ヤマアカガエル

130823_7902

昆虫はイカリモンガ、キマワリ、クサギカメムシ、オオチャイロハナムグリ(準絶滅危惧種)などを観察した。

130823_7475イカリモンガ

1308238230109オオチャイロハナムグリ

130823_7462クサギカメムシ

1308237940キマワリ

帰りに白神のクマゲラという焼酎とクマゲラのバッチなどのクマゲラグッズを買って帰った。

_8967白神のクマゲラ  焼酎

P9060011クマゲラのバッチ

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