クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

アカガエルの卵を確認に行く

2021年02月26日 | 北本自然観察公園
北本自然観察公園に2月21日出かけた。駐車場は日曜日ということもあり、
朝着いた時点でも混んでおり、昼頃には満車になっていた。
ここを2月4日訪れたが、その際は、まだ、アカガエルは産卵していなかった。
北本自然観察公園のブログに2月15日に降雨があったため、16日に卵塊5個を
確認したと記載があったので確認しに行った。
初めての産卵のタイミングは、千葉県野田市の三ツ堀里山自然園と、今年は、
同じだったようだ。
最初に、アカガエルの卵塊5個を確認し、これ以外にも、無いかと探したが
無かった。
アカガエル卵塊
アカガエルの卵塊があった近くで、ミツバチが吸水のため、盛んに飛来しているのを
見ることができた。
セイヨウミツバチ吸水
この日は、気温が上昇し、昼過ぎに日陰で約20℃になった。私は、結構着込んで
いたのでかなり汗をかいてしまった。
この陽気で昆虫が動き出しており、ウラギンシジミ、キタキチョウ、テングチョウ
、キタテハ、ルリタテハ、キアシナガバチなどが活動しているのを観察することが
できた。
前回、シロダモの葉裏でトゲキジラミを確認した場所に行ったが、もう、いなかった。
ウラギンシジミ
テングチョウ

キタテハ
ルリタテハ
キアシナガバチ
鳥は、カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、ヤマガラ、ジョウビタキ、
ルリビタキ(雌1羽)、カシラダカ1羽、エナガ1羽、セグロセキレイ1羽、
キセキレイ1羽、シメ、コゲラ、ツグミ、シロハラ、ヒヨドリ、ガビチョウ4羽以上、
カケス、クイナ(鳴声のみ)、タシギ4羽、ダイサギ、アオサギ、カイツブリ1羽、
コガモなどを見ることができた。
シジュウカラ
ヤマガラ
ジョウビタキ
ルリビタキ
カシラダカ
セグロセキレイ
キセキレイ
シメ
コゲラ
ツグミ
シロハラ

タシギ

アオサギ
コガモ雄
ガビチョウは、この陽気に誘われてか、きれいな声で盛んに囀っていた。
園内3個所でガビチョウを確認できた(囀り含む)。
ガビチョウ

園路の脇の木の根の隙間にドングリが何個か入っているのを見かけた。子どもの
いたずらだろうか、それとも、カケスの食料備蓄だろうか興味がある。
カケスの備蓄?

前回訪れたとき咲いていたシロバナタンポポの一部が結実していた。

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ここでもトゲキジラミが・・・

2021年02月08日 | 北本自然観察公園
2月4日に、久しぶりに、北本自然観察公園に出かけた。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、埼玉県自然学習センターは
臨時休館中だった。

北本自然観察公園には、観察ポイントに解説板が設置されているので、私のように
観察力のない人間には便利である。ただ、解説されている対象物は生きものなので、
解説板にあるものが、常に観察できるとは限らず、対象物が発見できないと、少しは
自信のあった自分の眼力に更に自信が持てなくなる。

フユシャクの観察とアカガエルの卵の確認が目的だった。
しかし、両方とも確認できなかった。
公園の正門近くに、フユシャクの解説板はあったが、確認できなかった。時刻を変えて
何回も探したのだが、見つからなかった。昨シーズンは観察できたのだが。
フユシャク解説板
参考 昨シーズン2020年2月1日に観察したフユシャク雌
昨シーズン観察フユシャク

北本自然観察公園には、観察ポイントに解説板が設置されているので、私のように
観察力のない人間には便利である。ただ、解説されている対象物は生きものなので、
解説板に説明のあるものが、常に観察できるとは限らず、対象物が発見できないと、
探し方が悪いのかと自分の眼力に更に自信が持てなくなることがある。
アカガエルの卵塊を探したが、見つからなかった。途中で出会った自然学習センターの
職員によれば、「気温の高い日に雨が降っていないので、まだ、産卵していない。」
とのことだった。
私の笊のような眼で確認できた昆虫の仲間はウラギンシジミの越冬とトゲキジラミなどと
少なかった。
ウラギンシジミの越冬場所は、センターの設置した解説板がなければ気がつかなかった
だろう。なお、帰宅後パソコン内の過去の画像を検索したら2年前にも北本でウラギンシジミ
の越冬を観察したことがわかった。
ウラギンシジミ越冬
ウラギンシジミ
トゲキジラミは、なんとなくいそうだなと思った場所の、シロダモの葉を裏返して
見つけた。
何枚か裏返して見ていくと、何かの幼虫がトゲキジラミの幼虫を食べていると思われる
シーンを観察できた。
幼虫の口器などが陰で見えなかったのでなんともいえないが、体形や模様の特徴から、
どうもヤマトクサカゲロウの幼虫のようだった。
トゲキジラミ
トゲキジラミ
トゲキジラミとヤマトクサカゲロウ幼虫?
ヤマトカゲロウ幼虫?
そのほか、ジョロウグモの卵塊と思われる物も見られた。


確認できた主な鳥は、スズメ多数、シジュウカラ多数、シメ1羽、ヤマガラ2羽、ルリビタキ雌3羽、
ジョウビタキ、キジバト、ノスリ2羽の飛翔、アオジ3羽以上、カシラダカ多数、コゲラ1羽、ツグミ数羽、
シロハラ数羽、エナガ数羽、セグロセキレイ2羽、カケス数羽、アオサギ1羽、ダイサギ1羽、
コガモ5羽などだった。
シメ水浴び後の羽根の手入れ


ヤマガラ

ルリビタキ

ルリビタキ採餌
カシラダカ
アオジ

コゲラ
シロハラ
セグロセキレイ
ダイサギ
ノスリ飛翔
花は、シロバナタンポポ、ウグイスカグラなどが見られた。
シロバナタンポポ
同上解説板
ウグイスカグラ

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