シギチの数はなぜか少なかった。
カモ類もほとんど見られず、猛禽類でも出て飛んでしまったのかと思った。あとで、
干潟の北西端(JR南船橋駅側)に多くのカモ類が集まっているのに気が付いた。

対岸から見ていたので、プロミナーで見ても、像が揺らいで識別ができず、ヒドリガモ、
オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、カルガモ、オオバン、セイタカシギがいるのが
分かっただけだった。観察会終了後、南船橋駅まで歩いて行き、カモ類を近くで確認できた。

シギチは、ハマシギ、メダイチドリ、ダイゼン、オオソリハシシギ、ホウロクシギ、
セイタカシギ、コチドリ、ハジロコチドリ?だった。











他に見られた鳥はスズメ、メジロ、ツバメ、ムクドリ、エナガ、ツグミ、ヒヨドリ、
キジバト、ハクセキレイ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、キンクロハジロ、
スズガモだった。
















エイがいるのも観察できた。

昨日は谷津干潟に行った。天気が良く、干潮は13時過ぎだった。
久しぶりに行ったが、シギ、チドリの数は少なく、サギ類、カワウ、ウミネコ、カルガモなどが目立った。
干潟にはアオサが多く繁茂しているのが見られた、富栄養化した水の流れ込みのせいだろうか?
シギ・チドリ類はセイタカシギ、キアシシギ、トウネン、メダイチドリ、イソシギしか確認できなかった。
セイタカシギに関しては磯を歩く姿と、岸でくつろぐ姿を見ることができた。
そのほかの海の生物としてはエイ、クラゲ、ヤマトオサガニ?などを見ることができた。
観察センターに寄ってラムサール条約登録湿地認定証書のコピー?が展示してあるのを見た。そういえば、ここでバンを1羽ガラス越しに観察することができた。
センターの中では外界はガラス越しに干潟が観察できるが、風を感じることができず、息苦しく感じる。私には、やはり、野外で五感をフル稼働して観察するのが性にあっている。
今日は、ラムサール条約登録湿地の一つである谷津干潟(1993年登録)に行った。
一度は、ゴミが多く捨てられ、堆積していた干潟がどこまで蘇ったのか見てみたかったのだ。
ゴミの回収をボランティアが干潟の中で行っているのが、遠くからでも確認できた。頭の下がる思いである。捨てられたゴミを回収するのには、膨大な時間とお金がかかる。一人一人が気をつけてゴミを捨てなければこんなことにはならないのだが。
自分のいつも通っている埼玉県の調節池でもゴミが良く捨てられており、見ると悲しくなる。
シギ、チドリ類は朝早くオオタカが出現したとのことで、見られた種類や個体数は僅かだった。
ダイゼン、メダイチドリ、キョウジョシギ、キアシシギ、セイタカシギ、コガモ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワウなどが見られた。
干潟でキョウジョシギが牡蠣の殻などを次から次へと、ひっくり返し忙しく餌採しているのをじっと見ていた。また、違う個体は杭に付着したフジツボをつついている。見ていて飽きない。
貝殻をひっくり返すキョウジョシギ
フジツボをつつくキョウジョシギ
キアシシギ